第1話「黒い騎士」

とある城下の酒場に現れた、黒い鎧の剣士が起こした事件。それは酒場にいた城の兵士を大剣で襲ったというもので、剣士の捜索で町中が色めき立つ。領主はその報告を受けると、なんと軍を率いて町を破壊し、剣士をおびき出す。そして現れた剣士はボウガンで領主を倒すが、領主は大蛇の化け物になって蘇った!攻撃を受け、絶体絶命の剣士……。起死回生に左腕の義手大砲を放つと、領主は体を吹き飛ばされてしまう。さらに剣士は矢で止めをさし、立ち去っていく。
――この剣士の名はガッツ。この男の若き日の物語が今始まる。
第2話「鷹の団」

少年時代のガッツ――。傭兵として各地を渡り歩いていたガッツは、ある戦場で“灰色の騎士”と恐れられていたバズーソを倒した。一方、そんなガッツの姿を、敵方の傭兵に雇われていた“鷹の団”の団員たちが目撃。戦いが終わり、旅立つガッツの報奨金を狙って、鷹の団のコルカスらが襲いかかった。しかしガッツはコルカスらをものともせず、駆けつけた鷹の団NO.2のキャスカも一蹴する。しかし、助けに来たグリフィスはたった一太刀でガッツを昏倒させてしまった!鷹の団で治療を受け、回復したガッツはグリフィスに再戦を挑む。