水滸伝 DVD-BOX

日本テレビ開局20周年記念番組として製作されたスペクタクルドラマ『水滸伝』。ニュープリント&HDテレシネによって蘇った渾身の映像が初DVD-BOX化!

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DVD-BOX ディスク5 に収録されるエピソード
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第17話「林中、宿敵に挑む」あらすじ

 林中は、いよいよ高求と雌雄を決しようと、単身で梁山泊を旅立った。これ以上、民衆が悪政に苦しめられることは耐え難い。妻・小蘭をはじめとする数多くの犠牲者に報いるためにも、高求は倒さなければならない相手なのだ。扈三娘や史進らの制止を振り切り、高求に近づいていく林中。しかし、そんな彼を遮る者がいた。小旋風の柴進である。柴進は林中に、これからの世の中のためにも、今は思いとどまるように忠告するのだが。

第18話「風雲・高唐州!」あらすじ

 林中は柴麗華(志摩みづえ)の行方を追って、柴家の領地である高唐州へとやって来た。この動きを察知した高求は、高唐州に軍を出陣させる。しかし、敵の策にはまる林中ではなく、彼はいち早く、麗華や民衆たちとともに梁山泊への帰路に着いていた。一方、扈三娘と鉄牛(大前均)は、宋江の命を受け、林中の危機を救うために公孫勝に会いに行く。公孫勝は、師匠である羅真人(伊藤雄之助)の下で修行に励んでいたのだ――。

第19話「帰らざる将軍」あらすじ

 かつて近衛軍の総司令官を務めていた歴戦の勇者・呼延灼将軍が都に帰還した。自分の後任であり、今は宰相にまで上りつめた高求の命令で、呼延灼は落ち着く暇もなく、少ない兵を率いて隣国・遼の討伐に向かう。この戦いでも、武功を収めた呼延灼。こうなると、名声を求める高求は内心面白くなかった。そんなとき、高求は呼延灼の息子で近衛軍の将校をしている呼延儀(酒井修)が、呼延灼の実子ではないことを知る。

第20話「親子砲の最後」あらすじ

 林中ら梁山泊の一団を滅ぼすため、高求は飛び道具を使うことを思いついた。早速、高求は10年ぶりに帰国した学者の轟天雷(根上淳)を都へ呼び寄せる。高求の真意など知る由もない轟天雷は、喜び勇んで息子・轟思文(根岸一正)とともに道中を急いだが、山賊に襲われたところを阮三兄弟に助けられ、傷が癒えるまで皮肉にも梁山泊に身を隠すことになるのだった。轟天雷が火薬の知識を持っていることを知った林中たちは……。

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