水滸伝 DVD-BOX

日本テレビ開局20周年記念番組として製作されたスペクタクルドラマ『水滸伝』。ニュープリント&HDテレシネによって蘇った渾身の映像が初DVD-BOX化!

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DVD-BOX ディスク6 に収録されるエピソード
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第21話「巨星、荒野に堕つ」あらすじ

 豪族の曽氏は略奪と殺戮を繰り返しながら大宋国を南下。その名を全土に轟かせようとしていた。父親の曽狼(安部徹)と5人の息子たち(千波丈太郎、伊吹新、亀石征一郎、柳瀬志朗、剛達人)は、梁山泊の首領・晁蓋の故郷である東渓村で偶然、鉄牛を捕らえ、これを人質にして晁蓋をおびき出そうとする。この動きを知った高求は、邪魔者同士がお互いに潰し合う良い機会だと考えた。自ら出陣しようとした晁蓋を、林中たちが制止する。

第22話「壮絶!救出大作戦」あらすじ

 晁蓋は曽兄弟によって倒され、林中も民衆を救うために人質となってしまった。今、梁山泊は最大の危機に陥っていたのである。しかし、梁山泊の面々はなんとしても林中を救出し、東渓村に平和を取り戻さなければならない。宋江や扈三娘、軍師・公孫勝、阮三兄弟や鉄牛らが、それぞれの役割を果たすべく、行動を開始した。一方、曽氏が林中を拘束したことを知った高求も、重い腰を上げて東渓村へと向かっていた。

第23話「策略に散る歌姫の恋」あらすじ

 高求が宰相になって以来、政治の腐敗は進む一方であった。若き徽宋皇帝(水谷豊)の不甲斐なさを指摘する声もあったが、皇帝をめぐる良くない噂も、高求一派が民衆の怒りを分散させるために流したものだと、林中は見抜いていた。そんな中、自らの立場をさらに磐石なものにしようとする高求は、北京(ほっけい)の名士・盧俊義の娘である鳳仙(仙とも子=ミス・水滸伝)を都へ呼び寄せる。盧俊義を味方につけようという魂胆だったが……。

第24話「北京(ほっけい)の麒麟児」あらすじ

 高求が鳳仙を都に呼び寄せた一連の事件は、すべて盧俊義(山村聰)の不在中の出来事であった。盧俊義は、娘婿である梁中書(山本耕一)の勝手な判断を激しく叱責する。梁中書からこのことを聞いた高求は、盧俊義が権力に屈しない男であることを改めて認識した。一方、梁山泊では、そんな盧俊義を晁蓋に代わる首領として迎え入れたい、という機運が高まっていた。林中たちは一席を設け、盧俊義の説得を試みたのだが。

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