スペシャル

堤真一さん インタビュー
  • ■これまで数々のドキュメンタリーやドラマのナレーションを務めていますが今回、癒し系アニメのナレーションと聞いてどう思われましたか?
    :オファーをいただいたとき、最初は「えっ」って思いましたけど、そういう作品も勉強になるかなと思って引き受けました。
  • ■今回が初めてのアニメ番組のナレーションになるわけですが、実際、声を当ててみていかがでしたか?
    :ドキュメンタリーのナレーションはほぼ完成された映像をみて行うので雰囲気が流れの中でわかるのですが、アニメの場合、できてない絵を見ながらナレーションをとるので、やはり時間(尺)のとり方や読み方など、なかなか難しかったですね。
  • ■音響監督からの留意点と自分なりに気を付けた点はありますか?
    :通常ですとナレーションの際、トーンを変えずに淡々とやるのですが、今回もそのようにやったほうがいいのかなと思ってましたが、意外と抑揚をつけたりとか感情的にもやさしい目線で、というお話でしたので、その感じでやってみました。
    ただ、ふざけるでもなくなかなかバランスが難しかったですね。また、舞台が京都で、主人公がペンギンなので、ナレーションもゆっくりめがいいかな、とやってみましたが、尺からこぼれてしまい、全然、間に合わなかったですね。
  • ■関西出身ということで、今回の舞台になっている京都の名所で、思い入れのある場所ありますか?
    :京都での撮影では、休みの日は、だいたい京都をうろうろするので、アニメの舞台はほとんど行っています。ですので親近感もあり、ナレーションとしてはやりやすかったですね。
  • ■最後に原作や10月からのスタートを待っているアニメのファンに一言お願いします。
    :原作を知っている方は、僕のナレーションでご満足いただけるのか、わかりませんが、アニメは、、かわいい、ちょっとマヌケなペンギンさんに必ず癒されると思いますので、ぜひご覧ください。