『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2
『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2 千秋楽終演後オフィシャルインタビューをお届け!
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1998年より週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載が開始された、少年たちの壮大な冒険ストーリーを描く冨樫義博氏の大人気漫画『HUNTER×HUNTER』。全世界に熱狂的なファンを擁するこの作品を、山崎 彬の脚本・演出により新たに舞台化した「『HUNTER×HUNTER』THE STAGE」。2023年5月の公演では、その完成度の高さから絶賛の声が相次いだ。
シリーズ第2弾となる舞台「『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2」が、2024年3月16日(土)東京・天王洲 銀河劇場で開幕し、4月14日(日)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで大好評ののちに幕を下ろした。
前作に続き、主人公・ゴン役に大友至恩、ゴンの仲間となるキルア、クラピカ、レオリオを、それぞれ阿久津仁愛、小越勇輝、近藤頌利が、ゴンたちに異様な興味を示す奇術師・ヒソカを丘山晴己が演じ、今回初出演となる幻影旅団の団長・クロロ役を太田基裕が演じるなど、実力派キャストが脇を固めた。

そんな「『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2」のメインキャスト6名から、千秋楽終演後に行った一問一答オフィシャルインタビューが到着!
このオフィシャルインタビューは、9月4日(水)に発売されるBlu-ray&DVDを鑑賞後に、また改めて読むことを強くお勧めする。

―今回が「『HUNTER×HUNTER』THE STAGE」2作目となりますが、改めていかがでしたか?特に思い入れのあるシーンや印象的だったお客様の反応がありましたら教えてください。

大友至恩(以下大友):本当に本当に最高の時間でした!稽古から本番まで、本当に一瞬のように感じるくらい楽しく、学ぶことも沢山ありました!僕が個人的に好きなシーンは、くじら島でのキルアとのシーン「オレ、キルアといると楽しいよ」からの場面です。あのシーンは自分と重なるような気がしていいなと思っています!

阿久津仁愛(以下:阿久津):最高に楽しかったです。前作にはない衣裳もあったので、見た目としても色んなキルアをお見せできたんじゃないでしょうか。基本的にゴンとキルアのシーンはわちゃわちゃとした明るいシーンが多かったのですごく楽しかったです!

小越勇輝(以下:小越):またこの世界に飛び込めたこと、こんなに早く2作目ができたことがとても幸せでした。稽古場から全員で作り上げ、幕が上がってからも来てくださる皆さんと共有し完成していく、広がっていく日々が本当に楽しかったです。今回思い入れのあるシーンは沢山あって、個人的にはストーリー全体で!と言いたいところですが、冒頭のシーンは入り口として大切でしたし、客席からの登場だったので、お客様がまさかそこから来たか!という反応でざわざわしているのが伝わってきて印象的でした。

近藤頌利(以下:近藤):やっぱり4人が集合するシーンですね。前作で再会を約束したけど、今作で揃うのは開演して随分たってから。それに加えて今作は緊迫感のあるシーンが多かったので、集まった時にホッとするというか、安心感みたいなのはありました。稽古場でもかなり話し合って作った長いシーンなのですが、板に立つとあっという間といいますか、毎日気づいたら終わっていましたね。

丘山晴己(以下:丘山):ゴンとの戦闘シーンはやはり僕自身も原作等を見た時にすごく印象的で、舞台でも思い入れMAXの一つです。自分が感じたエネルギーを、大事な部分を誇張して伝えられるよう演出の山崎さんはじめ、沢山のスタッフさん、そしてゴン役の至恩くんと試行錯誤しました。お客様からも、このシーンでエクスタシーを感じたというメッセージをお手紙等でいただき、もう嬉しいの極みでした!ありがとうございます。

太田基裕(以下:太田):クラピカとの車内でのやり取りのシーンは、毎回いい緊張感の中に違和感もあったり、稽古当初からそうでしたが、本番を通しても印象に残っています。

―大阪公演での思い出がありましたら、ぜひ教えてください。

大友:バックステージで、2幕が始まったときの音楽で踊っていたことと、場当たりから本番まで、ずっとたこ焼きを食べていたことです(笑)!もう飽きるだろうと思っていても気づいたら食べてしまっていました!

阿久津:めっちゃくちゃたこ焼き食べました。ほぼ毎日食べたんじゃないかな?食べすぎてたこ焼きになりそうでした。いや、もしかしたらたこ焼きになってるかもしれません(?)。

小越:大阪公演は私事ではありますが30歳の誕生日を迎え、20代最後、30代最初の公演をこの作品で経験しました。だからといって違いはありませんが、特別な日に舞台に立てる幸せさを改めて感じることができました。沢山お祝いしていただけたことも思い出です。

近藤:番宣(番組宣伝)の時、神戸でランチに行こうとしたらどこもいっぱいで……。スタッフさんが「ここが美味しいみたいです」と、ピックアップしてくれていたんですが、全部ダメになって皆でとりあえず入れる店を探しました。なかなかいい思い出です。あー、和食屋は入れそうだったんですが、僕がどうしても洋食が食べたい気分だったので、ちょっと迷惑かけましたね(笑)。

丘山:体調にも気を付けながら久しぶりにキャストとスタッフさんとご飯に行く機会があり、ハンターファミリーとして沢山皆を知る事ができて幸せでした!

太田:吉本新喜劇を二回観に行きました。お笑いを求めていたみたいです。

―前作から引き続き脚本・演出を手掛ける山崎 彬さんに対してはどんな印象をお持ちですか?

大友:本当に原作を愛しているのが稽古・本番で伝わってきます。一人一人のキャラクター性を本当にしっかり見てくれていて、凄く凄く支えられています!

阿久津:前作からそうですが、『HUNTER × HUNTER』をとっても愛されている方だなと改めて感じました。今回なかなか難しいシーンもあったのですが、稽古場から色々とリードしてくださり導いていただきました。彬さんが稽古場を明るく楽しくしてくださるので、楽しみながら稽古に臨めました。

小越:前作同様、山崎さんと一緒に作品を作ることができる事がとても楽しみでした。常にクリエイティブであり、どうしたらより良く、面白くなるか、共に考え手を取り合える環境がとても楽しかったです。愛をもって良い作品作りをする、山崎さんのお人柄が座組をまとめ突き進んでいく力を生み出していると思います。

近藤:彬さんはとにかく、情熱を持って作品に向き合う方です。そして、こちらが提示したものを真剣に考えてくださります。全体を見て「ここはこうしていこうか」と調整してくれるので、一緒に作品を作っていて楽しいです!あと他の方のシーンを見て僕が笑っているのを嬉しそうな目で見てくるのも好きです。

丘山:山崎さんは演出家としても人しても大好きですし、リスペクトしてます!感覚感性の相性もすごく合いますし、何より山崎さんは天才であり変態(褒めてます)です!大好きです!遊び心と創作力とセンスと、何より「伝え方」が一番素敵な山崎さんラブです♡

太田:物腰の柔らかな方だなという印象です。俳優をリスペクトしながら接してくれるので、非常に演じやすかったです。

―今作では、クロロがクラピカの律する「小指の鎖(ジャッジメントチェーン)」により「団員との接触」と「念能力の使用」を禁じられますが、皆さんが禁じられたら困る事は何ですか?

大友:食事ですかね(笑)。やっぱり人間食事がないと生きていけないので、食事を禁止されたら泣いちゃいます(笑)。

阿久津:睡眠です!(笑)いっぱい寝ないと持たないので禁じられたら結構きついですね?、最低でも6時間以上は寝たいです!1番ベストなのは10時間くらい?(寝すぎかな?)

小越:パッと思いつかなく、大したことじゃないかもしれませんが、朝イチのコーヒーですかね?必ず毎朝飲むのですが、ホッともするし、1日のスタートって感じもあるので困るかもしれないです(笑)。

近藤:人と話すことですかねー。たぶん僕は守れなくて、すぐに鎖が刺さって死んでしまうと思います(笑)。

丘山:ポテチです。

太田:甘いものかな。やはり甘党の僕には禁じられたら非常に困ります。

―最後に、Blu-ray・DVDでご覧いただく皆様におすすめポイントやメッセージをお願いします。

大友:長年たくさんの方に愛されている『HUNTER×HUNTER』に出会えたこと、この座組の皆さんに出会えたこと、原作者の冨樫先生、この作品を劇場に観に来てくれる、劇場に来られなくても配信で観てくださる皆様、本当に本当に数え切れないほどの出会いと縁があってこの作品ができています!全34公演その集大成です!ジュースやお菓子を片手に、何度でも何度でも僕たちと冒険をしましょう!!

阿久津:引き込まれるような『HUNTER × HUNTER』の世界感、クスッと笑えるシーンとドキドキハラハラするシーンが沢山詰まっている作品です。もちろん全部通して観るのもいいですが、好きなシーンだったりをリピートして観るのもいいですよね?。メイキング映像(※Blu-ray購入特典) も、カンパニーの仲の良さが前面に出てると思います!!僕も観るのがとても楽しみです!

小越:こうして作品が残り、いつまでも観ていただけることを嬉しく思います。Blu-ray・DVDだからこそ観られる細かい表情もそうですし、ゴン、クラピカ、幻影旅団、他にも様々な視点から観て色々な発見ができる作品だと思います。是非、何度も何度も観てください!

近藤:どれも見所です!!でもゴン役の至恩がカーテンコールで立派に喋ってたのが1番グッときました。堂々と真ん中に立ってました。彼の成長を見るのは前作からずっと楽しみの一つでした。

丘山:劇場で肉眼では見にくい細かいメイク、衣裳、セットや役者の表現を是非何度も観てください!そして何よりメイキング映像(※Blu-ray購入特典) で皆の素の姿を観てください!きっと皆の事がもっと好きになるはず!

太田:何度も観て楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。


【商品概要】
『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2
≪Blu-ray≫
品番:VPXF-72079
価格:10,780円(税抜価格:9,800円)
収録時間:本編207分+特典135分 
仕様:2枚組(本編Disc1枚+特典Disc1枚)/片面1・2層/COLOR/STEREO/リニアPCM/16:9<1080i High-Definition>/日本国内向
■特典 ※Blu-rayのみ 
映像特典:メイキング、スペシャル座談会
封入特典:特製ブックレット

≪DVD≫
品番:VPBF-14230
価格:7,480円(税抜価格:6,800円)
収録時間:本編207分未
仕様:1枚組(本編Disc1枚)/片面2層/COLOR/STEREO/ドルビーデジタル/16:9/NTSC日本市場向


【公演概要】
『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2
期間・劇場:
 2024年3月16日(土)~3月31日(日) 天王洲 銀河劇場
 2024年4月6日(土)~4月14日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
原作:冨樫義博(集英社「週刊少年ジャンプ」より)
脚本・演出:山崎 彬
音楽:坂部 剛

<キャスト>
ゴン:大友至恩
キルア:阿久津仁愛
クラピカ:小越勇輝
レオリオ:近藤頌利

ノブナガ:村田 充
フェイタン:平松來馬
マチ:秋野祐香
フィンクス:田鶴翔吾
シャルナーク:織部典成
シズク:佐當友莉亜
パクノダ:鳳翔 大
ウボォーギン:伊勢大貴

シルバ:北村圭吾
ゼノ:椎名鯛造

センリツ:岩田弘子
ネオン:櫻井佑音
ライト:和泉宗兵

ヒソカ:丘山晴己

クロロ:太田基裕  ほか

©P98-24・『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2製作委員会