コメント

完璧な珠玉のサスペンスムービーだ

スティーヴン・キング

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人生というものは幸せを感じた瞬間から不幸のカウントダウンがはじまっているもの。コレ、松本清張の小説から学んだことなので間違いない。それに加え、人間は因果応報のカルマからは決して抜け出せない。ザ・ギフトを観てそこんとこ再確認、よろしく!

みうらじゅん(イラストレーター)

人は変わらないし、変われないという事実が最悪の形で描かれ、観客は忘れていた過去の罪を思い出さずにいられないだろう。
なんと厭な映画だ。

松江哲明(ドキュメンタリー監督)

アメリカ映画が誇る「名アクターにして名監督」の歴史の最も新しいページに刻まれた男、ジョエル・エドガートン。
その最初の贈り物(ギフト)は、今年最高の「イヤ〜な感じ」な悶絶必至のサスペンス・スリラーの傑作だ!

宇野維正(映画ジャーナリスト)

【こんなGIFTは嫌だ】
"贈り物" の恐怖
"トラウマ" の足跡
ジョエル・エドガートンの使命感

斎藤工(俳優)※オフィシャルブログより抜粋

人間なら誰しも思い出したくない過去がある。そんな過去とはできれば向き合わずにいたいこともある。しかし消すことはできず、逃げることも できない。そして逃げようとすればするほど追いかけてくるものなのかもしれない。特にいじめっ子だった皆さん、ぜひこの映画で震えてください!

古泉智浩(漫画家・作家)

ヒゲ面の大男につきまとわれるスリラーかと思いきや、物語は二転三転、予想外な方向へ。
人間の業やモラルをも問いかけるテーマの深さにとにかく仰天。見る者にもずっしり重いギフトを送りつける誠実な作品だ。

深町秋生(ミステリ作家)

人間は上っ面でしか物事を判断しないし、情報によっても操作される。それゆえ、驚愕の真相が思い知らしめる真意は、映画の登場人物に対してだけでなく我々観客に対してもその危険性と教訓を<贈る>のである。

松崎健夫(映画評論家)

ちょっと‥こんな怖い映画あり!?
一方的で過剰な「ギフト=善意」の底知れぬ不気味さ。
お化けより、怪獣より、やっぱり「人間」が怖い。
オイラ的には満足度、文句なしの100%っす!

脳みそ夫(お笑い芸人)

人は自分の被害体験について語るより、加害体験について語る方が難しい。被害者にも、できれば会いたくない。今の「綺麗な自分」を台無しにできる相手なのだ。しかし向こうは何度も訪ねてくる。贈り物を持って。

三家本礼(漫画家)
(敬称略・順不同)
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