タックチー学園はここ数年、大学進学者を出しておらず、香港で学力最低の学校として、教育局から補助金を打ち切られる寸前になっていた。そんな中、アメリカ帰りのチャン・ハップ(ドニー・イェン)が教師として雇われ、問題児が集まる6Bの担任となる。
クラスの中でも特に、レイ・ワイチョン(ジャック・ロク)、双子の兄弟のクワン・カイチン(ブルース・トン)とクワン・カイイン(クリス・トン)、男勝りの少女のウォン・ダッナン(グラディス・リー)、そして移民のホン・ジョウファ(ゴードン・ラウ)の5人は誰にも手が追えないほどで、今日もバスケット部の連中といざこざを起こして喧嘩騒ぎとなる。業を煮やしたラム校長(ドミニク・ラム)はレイを退学させようとするが、チャンの説得で思いとどまる。
チャンはこの5人の個人記録を調べ、何が問題あるのか家庭訪問していく。そしてチャン自身の経験とテクニックで彼らと向き合うことで、次第に彼らから信頼を得ていく。
そんな中、レイがボクシングジムの経営者ロー・ギンイン(ユー・カン)の八百長に巻き込まれてしまう。彼を助けるために格闘家たちと闘ったチャンがテレビで紹介されたことをきっかけに、生徒や同僚の先生たちの意識が変わっていく。生徒や同僚の先生たちは、チャンに親近感を覚え、成績を上げることを目標に一致団結していく。
だが、あることがきっかけとなり、チャンは学校を去らなければならなくなってしまう…。






【コメント】
大塚芳忠さん コメント
ドニー・イェンさんの教師役というのは初めてではないでしょうか。
演技力に定評のある人なのでとても楽しみにしていましたが流石でした。
まだまだ若く、溌剌としてて動きにキレがあり明るく爽やか。
収録の時に女性陣が「こんな先生が居たらきっと憧れて好きになりそう」
と言っているのが聞こえましたがその通りだと思いましたね(笑)
見どころといえばやはり「格闘シーン」ではないでしょうか。
格闘シーンのアドリブは私の「カタルシス」になっていますので
今回も十分に堪能させて頂きました!本当に心から惚れ惚れします!
これからご覧になる皆さまにも楽しんで頂ける作品になっていると思います。
宜しくお願い致します!
水樹奈々さん コメント
問題児だらけの学園に颯爽と乗り込み、生徒達に寄り添いつつ、
全力で戦うチャン先生の姿は胸アツ&爽快です!
何事にも本気で向き合うエネルギーは波紋のように広がって、
いつの間にか沢山の人を巻き込み大きな力になる…
色々なことを考えさせられ、胸が痛くなるシーンもありますが、
前に向かうパワーを貰える作品です!
ぜひ日本語吹き替え版でも楽しんでいただければと思います!