STORY
泣き虫しょったんの奇跡
RELEASE
INTRODUCTION
元奨励会員の豊田利晃監督が、豪華キャストで描く《夢》への再挑戦
9歳から17歳まで奨励会に在籍していた豊田利晃が、『青い春』以来 16年ぶりに松田龍平を単独主演に迎え、監督生活20年の節目の年に 挑んだ本作は、瀬川晶司五段による自伝的作品。“将棋の映画”を撮る に当たり、撮影前から瀬川五段の協力を仰ぎ入念な将棋指導を施して 臨んだ対局シーンをはじめ、自身も身を置いていた世界を描くからこそ の徹底した演出で迫力ある盤上の戦いをスクリーンにおさめた。 大きな挫折の苦悩と絶望からの再起を図るしょったんを演じた松田龍 平は、奇しくも今年、そのしょったんがプロ編入の偉業を成し遂げた時 の年齢と同じ“35歳”に達し、「自分が本当にやりたいことに対して、どれだけ魂を注いでいるのかという晶司の気持ちに投影する部分が多かった」と話し、しょったんの心の機微と変遷を丁寧に表現、主演として引っ張っていくことに対しても並々ならぬ覚悟で挑んだ。しょったんの親 友かつライバル役には、松田とは公私ともに仲のいい野田洋次郎。松 田と野田だからこそ出せる空気感で、物語をよりリアルなものにしてい る。さらに、幼少のころからしょったんを支える家族、将棋道場の席主、 奨励会の仲間や好敵手たちに日本映画を牽引する豪華なキャストをは じめ多数のプロ棋士が集結し、一人の男の「夢」への再挑戦を軸とした 熱い人間ドラマが誕生した!
アマチュアからプロへ!
史上初の偉業を成し遂げた男の《実話》
26歳。それはプロ棋士へのタイムリミット。
小学生のころから将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司の夢は、
年齢制限の壁にぶつかりあっけなく断たれた。
奨励会退会後、将棋とはしばらく縁を切り
平凡な生活を送っていたしょったんに突然訪れた父親の死…。
親友・悠野ゆうやら周囲の人々に支えられ様々な困難を乗り越え、再び駒を手に取ることに。
しかし、プロを目指すという重圧から解放され、その面白さ、楽しさを改めて痛感する。
「やっぱり、プロになりたい――」。
35歳、しょったんの人生をかけた二度目の挑戦が始まる。
CAST
松田龍平 野田洋次郎 永山絢斗 染谷将太 妻夫木聡 松たか子 イッセー尾形 小林薫 國村隼
STAFF
原作:瀬川晶司「泣き虫しょったんの奇跡」(講談社文庫刊)
監督・脚本:豊田利晃
音楽:照井利幸
製作:「泣き虫しょったんの奇跡」製作委員会
製作幹事:WOWOW/VAP 制作プロダクション:ホリプロ/エフ・プロジェクト
特別協力:公益社団法人日本将棋連盟 配給・宣伝:東京テアトル
宣伝協力:ミラクルヴォイス/フラッグ