僕は猟師になった

RELEASE

僕は猟師になった
僕は猟師になった
僕は猟師になった

INTRODUCTION

2018年、NHKで放送された「ノーナレ けもの道 京都いのちの森」には、再放送希望が異例の1141件も届きました。京都で、猟をする千松信也さんの、彼にとっては平凡な日常に取材したドキュメンタリーでした。イノシシやシカをわなでとらえ、木などで殴打し気絶させ、ナイフでとどめをさす。命と向き合うために千松さんが選んだ営みに、残酷、という非難をはるかに超える「憧憬」が集まりました。NHK取材班は、放送後、千松さんとその暮らしにさらに迫るため、300日の追加取材を行い、特集番組としてBS4Kで放送。そして、蓄積されたおよそ2年間の全映像を編み直し、未放送分も含めた決定版となる映画『僕は猟師になった』が完成しました。
池松壮亮さん/日本映画界に欠かせない若き名優がナレーションを語りおろしました。千松さんに寄り添い、その独特な視線、思考、行動に観客をいざないます。

CAST

千松信也
1974年兵庫県生まれ。京都大学文学部在籍中に狩猟免許をとり、先輩猟師から伝統のくくりわな猟、無双網猟を学ぶ。現在は、運送会社で働きながら京都の山で猟をしている。鉄砲は持っていない。08年発行の『ぼくは猟師になった』(現在、新潮文庫)は「狩猟ブーム」を牽引することになった。他の著書に『けもの道の歩き方猟師が見つめる日本の自然』(リトルモア)『自分の力で肉を獲る10歳から学ぶ狩猟の世界』(旬報社)がある。

語り/池松壮亮
1990年福岡県生まれ。03年、ハリウッド映画『ラストサムライ』(エドワード・ズウィック監督)で映画デビューを果たす。14年、『愛の渦』(三浦大輔監督)『ぼくたちの家族』(石井裕也監督)、『紙の月』(吉田大八監督)、『海を感じる時』にて、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞、第57回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞。17年、主演作『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(石井裕也監督)にて、第39回ヨコハマ映画祭主演男優賞ほか受賞。18年、主演作『斬、』(塚本晋也監督)にて、第33回高崎映画祭最優秀主演男優賞ほか受賞。19年、主演作『宮本から君へ』(真利子哲也監督)にて第93回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞、第41回ヨコハマ映画祭主演男優賞ほか受賞。近年の出演作に、『万引き家族』(18年/是枝裕和監督)、『君が君で君だ』(19年/松井大悟監督)、『アジアの天使』(21年/石井裕也監督)など。

STAFF

語り:池松壮亮
出演:千松信也
編集・構成:村本勝(J.S.E)
整音:小川武
音楽:谷川賢作
MAスタジオ:サウンズ・ユー
映像技術:グッド・ジョブ
プロデューサー:京田光広
製作:NHKプラネット近畿
【TV版】プロデューサー:伊藤雄介 演出:川原愛子 撮影:松宮拓 現場録音:蓮池昭幸
配給:リトルモア/マジックアワー