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ヨコハマの“伝説”がスクリーンに帰ってきた。
女性に優しく悪を許さぬタカことダンディー鷹山、弱いものを見れば放っておけない正義漢ユージことセクシー大下。二人が犯罪を追い、暴れまくり、軽妙なトークと激しいアクションで繰り広げる伝説のシリーズ「あぶデカ」が遂に本当に本当の“ラスト”を迎える!!
1986年のドラマ放映から30年、累計話数77話、最高視聴率26%の社会現象。そして、劇場映画6本を熱狂のうちに送り出し続け、総観客動員600万人超、興行収入82億円突破を記録した伝説の作品、10年ぶりの待望の新作!7本の「同キャスト同シリーズの刑事モノ映画」の製作は世界初!
伝説のラストを飾るに相応しく、映画『もっともあぶない刑事』(89)、『あぶない刑事リターンズ』(96)を手掛けた名匠・村川透がメガホンをとり、全ての劇場版の脚本を担当してきた柏原寛司や、撮影の仙元誠三をはじめとするスタッフ陣も「あぶデカ」を知り尽くした面々が再集結!浅野温子、仲村トオルをはじめ、おなじみのレギュラーメンバーも勢揃いする中、シリーズ最強最悪の敵に吉川晃司、ヒロインに菜々緒が抜擢され、物語を盛り上げる!
退職間際なんて関係ないね!? 舘のバイクアクションも柴田のランニングも未だ健在! ド派手でスタイリッシュな銃撃戦に加え、アドリブ満載の愛すべき掛け合いを繰り広げるタカとユージのかっこよさに男も女も惚れずにはいられない!
これで本当に最後!「あぶデカ」に育てられた大人も、かっこいい二人を知らない若者たちも、港署のラストパーティーを存分に楽しんでもらいたい。
イッツ、ショータイム!
横浜港署捜査課刑事のタカこと鷹山敏樹(舘ひろし)とユージこと大下勇次(柴田恭兵)は、定年退職が5日後に迫っていた。横浜港署捜査課の課長となった町田透(仲村トオル)の「定年前は殉職率が高いので、センパイたちには無事に退職してほしいんですよ!」という心配をよそに、タカとユージは銀星会の残党で今は新興のヤクザ闘竜会の幹部となっている伊能を追ってブラックマーケットを二人だけで襲撃したりとまだまだ暴れ放題!
一方、元少年課で今や神奈川県警重要物保管所所長の真山薫(浅野温子)は、IT企業の社長と「遂に結婚が決まったのよ!」と結婚式の招待状を片手に大はしゃぎしている。
そんな中、伊能が惨殺死体となって発見される。ロシア、韓国、中国、各国マフィアが入り乱れ、危険ドラッグや拳銃、あらゆる非合法の物が売買される巨大なブラックマーケットを仕切っていた伊能が殺されたことで、マフィアたちの危うい均衡も崩れ始める。タカとユージが嗅ぎつけたのは、キョウイチ・ガルシア(吉川晃司)と彼が率いる中南米の犯罪組織BOB。あらゆる犯罪に手を染め、死をも恐れぬ圧倒的な戦闘力と獰猛さで抗争相手を屈服、壊滅させてきたBOBが日本、ヨコハマに進出してきたのだ。捜査を進めていくうちに、この事件の渦中に、かつて自分が更生させた元不良グループのリーダー川澄(吉沢亮)がいることを知り、ユージは動き出す。そしてタカの最愛の恋人である夏海(菜々緒)もまた米領事館に勤めていた時代に、ガルシアと接点があることがわかる。港署が横浜港で押収した危険ドラッグを奪い返すために、神奈川県警重要物保管庫をBOBが襲撃!一気に事件は拡大する。
それぞれの大切な存在を守り抜くため、タカとユージはかつてない凶悪な敵に命を賭して戦いを挑む決意を固める。
「長く居すぎたな…この街に」
「いつかは別れるときが来るさ…」
刑事としてのタイムリミットはあと1日、果たして二人は無事に退職の日を迎えることができるのか――。
BOBと横浜中の犯罪組織を巻き込んで、刑事人生最後となる死闘に飛び込んでいくのだった。
村川透 監督作品