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| (萩原健一) 通称・サブ。照れ屋で無口な青年。18才の時、山形から上京し板前となる。以前働いていた料亭「分田上」がなくなった後、先輩・秀次に誘われ今は森下の料亭「川波」で働いている。母親思いで故郷の山形にいる母・益代のことをいつも気にかけており、よく手紙を書く。恋人のかすみとはなんとなく燃えなくなり疎遠になってしまったが、かすみが結婚して「川波」を辞めるという噂に心中穏やかではない。 |
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| (田中絹代) サブの母。蔵王のロッジで働いていたが、物忘れがひどくなったこともあり、今はサブの兄たちの家で暮らしている。最近具合が悪く、精密検査のためずっと入院していた。サブとかすみが結婚していると思い込んでおり、サブ宛の年賀状にかすみ夫人へと書いたり、近所の人にサブは結婚していると話したりしている。 |
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| (桃井かおり) 片島家の本家・岡野次郎兵衛の娘。サブが「恐怖の海ちゃん」と呼ぶほど自由奔放な性格。母がガンになってから山形の実家に戻り、母が亡くなった後もしばらく山形にいた。しかし、父・次郎兵衛に新しい恋人が出来たことに反発して、再びサブを頼って上京。またサブと同じアパートで暮らし始める。周囲を巻き込んで騒動を起こす性格は相変わらずで、突然「矛盾の海」でいくと宣言する。“力ちゃん”という、新たな恋人と付き合うが…。 |
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| (大滝秀治) 岡野の本家当主で、海の父親。サブの親類中から封建君主として恐れられていた。妻がガンで亡くなった後、東京のブティックのデザイナー・花恵と恋に落ちる。その影響でぐっと若返り、かつての封建君主の思いがけない姿に海やサブは困惑する。しかし、本当は妻を亡くしたことが深い心の傷となっているのだった…。 |
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| (風吹ジュン) サブの中学・高校時代の3級下の後輩で、タヌキに似ていることからタヌコと呼ばれている。サブとは高校時代付き合っていたが、悪質な噂が原因で別れてしまっていた。今は高円寺の美容院で働いており、アパートで一人暮らしをしている。東京で同窓会が開かれることになったのをきっかけに、サブと再び連絡を取るようになる。 |
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| (八千草薫) 料亭「川波」の女将。気のいいかわいらしい性格だが、忘れっぽいところがある。そのせいか「川並」の仲居さんたちには軽くあしらわれてしまう。元深川の一流芸者だった誇りから女としての意識がまだまだ強く、時々母親の立場を忘れて娘・冬子に女として対抗し、喧嘩になることもある。「例えばね…」というのが口癖。 |
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| (木之内みどり) かやの一人娘。高校三年生だが、登校拒否で学校にはほとんど行っていない。ちょっと不思議な性格で、難しい言葉を使って時々サブとかやを混乱させる。サブのことをお兄ちゃんと呼んで慕っており、サブの女性関係には何かと口をはさみ、焼もちをやいてサブを困らせたりする。 |
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| (梅宮辰夫) 「川波」の板前頭。昔は浅草のヤクザでならしていたが、今は足を洗い、板前として働いている。口数は少なく男気のある性格で、サブは「男の中の男」と秀次を慕っている。サブのことをいつも気にかけており、サブがある事件からやばい連中に脅された時は、封印している過去を使ってまでもサブの窮地を救う。 |
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| (小松政夫) サブの「分田上」の時からの先輩板前で、秀次に誘われサブと共に「川波」に移ってきた。ややひがみっぽい性格で、修のせいで降格したことや、「分田上」時代の後輩・正が自分よりいい給料をもらっていることなどから、サブを誘って「川波」を辞めて給料のいい他の店に移ることを計画するが…。 |
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| (志賀勝) 「川波」に板前見習いとしてサブと政吉の後に入ってくるが、実は以前勤めていた店では向板を十年やっていたほどの腕の持ち主。途中から「川波」でも2人を抑えて向板となり、そのことが後に事件を巻き起こす。眉毛をそり落とした強面だが、他人が言ったことにいつまでもこだわってネチネチ責めたり、裁縫が得意だったり、ゴキブリが大嫌いといった意外な一面がある。みんなには内緒(?)で仲居の光子と付き合っている。 |
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| (坂口良子) 「渡辺組」の頭・甚吉の一人娘。サブたちと共に「分田上」から「川波」に移ってきて、仲居として働いている。サブとは恋人同士だったが、なんとなく疎遠になり、思い残しつつも別れてしまった。その後エリート商社マン・木下という新しい恋人ができ、婚約する。サブと交わしていた二人だけのラブ・サインは、実はサブだけでなく半妻や木下とも交わしていたことが後に判明。父親の急死もあって、人生の岐路を迎える。 |
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| (室田日出男) 本名は半田妻吉で、深川「渡辺組」の小頭。強面だが意外と気が弱い。幸せな結婚生活を夢見て幼なじみの民子と結婚したが、別居している母・とめと嫁の仲が悪く、間にはさまれた半妻は悩ましい日々を送ることになる。母と嫁との衝突の種であるTVドラマに出演する話も持ち上がり、大騒動に。そんな半妻が家で唯一落ち着ける場所はトイレで、おかげで痔になってしまう。サブとはお互い良き相談相手。 |
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| (川谷拓三) 「渡辺組」の鳶。半妻には今まで頭が上がらなかったが、結婚してから情けなくなってしまった半妻を影では散々馬鹿にするようになる。海が山形に帰っている間もずっと海のことが好きで、東京に戻ってきた海に、強引にプロポーズするが断られてしまう。今なお青春的な33歳。ちなみに、中学時代は演劇部に在籍していた。 |
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