ろくでなし、なのにこんなにも愛おしい。『酔いどれ詩人になる前に』2008年2月27日DVD発売。

現代アメリカを代表する作家、チャールズ・ブコウスキーの、“作家修業時代”を基にした自伝的小説をついに映画化。

 アメリカの片田舎。仕事中に酒を飲んでまたクビになったヘンリー・チナスキー(マット・ディロン)は、住む家もなくお金もない飲んだくれ。ただ、チナスキーが単なるその日暮らしの酔っぱらいと違っているのは、言葉を愛する“自称”詩人であること。“作品の価値を最後に決めるのは作家自身だ”と信じて、いっこうに相手にされない出版社に、ひたすら原稿を送り続けている。
 ある日、いつものようにバーで飲んでいたら、女に出会った。彼女の名前はジャン(リリ・テイラー)。わずかなお金でまずい食事を食べながら、二人して毎日飲み続けた。あしたのことなど何ひとつ見えない、酒とセックスだけの日々。そんなミジメで冴えない日々を送るチナスキーだが、たったひとつ、わずかな希望と温もりを与えてくれるやさしいひかりがあった。それは言葉……。

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