『トンイ』 DVD-BOX III 2012年3月21日発売!

第25回「思わぬ味方」

商会から逃げようとしたトンイはピョンに見つかるが、シム・ウンテクに助けられる。
シム・ウンテクにとっても、チャン・ヒジェは敵であることがわかり、二人は協力してチャン・ヒジェのもくろみを探る。そして、チャン・ヒジェが世子(セジャ)の承認を取り付けるため国防に関する情報を清国に差し出そうとしていることを知った。
シム・ウンテクのことを思い出したチャン・ヒジェは、彼の手紙からトンイが生きていることを知る。ピョンの家から逃げようとしていたトンイは、捕らえにきたチャン・ヒジェに見つかってしまう。

第26回「都を目指して」

シム・ウンテクは、チャン・ヒジェに捕まったトンイを騰録類抄と引き換えに助ける。義州に着いたソ・ヨンギは粛宗(スクチョン)から預かった発兵符を使った。
そのためシム・ウンテクが捕らわれていた納屋から兵士が引き揚げ、トンイはソリの協力を得てシム・ウンテクを助け出す。ソ・ヨンギはトンイを見つけられないまま粛宗のもとに報告に帰る。
トンイは自分のせいで騰録類抄が清国に渡ったと嘆くがそれは偽者だった。シム・ウンテクから本物を託され、トンイはソリと共に都へ向かう。チャン・ヒジェを呼び戻したチャン禧嬪(ヒビン)は、トンイが生きていると聞いて驚く。

第27回「狙われた新王妃」

チャン・ヒジェはトンイを都に入れまいと関所の検問を厳重にして警戒する。トンイが生きていることを知ったチャン禧嬪(ヒビン)は粛宗(スクチョン)の心を取り戻すため毒を盛られた芝居をうち、疑惑の目が仁顯前王妃と西人に向けられるよう仕組んだ。
若い男に変装して都に入ろうとしたトンイは見つかりそうになるが、ソリといたためオ・ユンに助けられるかたちで都に入る。
トンイは水汲みとして宮殿に忍び込み、粛宗のいる庭園に近づくが門番に見つかる。トンイともめているその様子を粛宗は目に留めるが・・・。

第28回「涙の再会」

粛宗の近くまで行きながら会えなかったトンイを慰めようと、ソリはトンジュ(トンイの兄)のへグムをトンイに渡す。粛宗はチャン禧嬪が目をさましたので見舞うが、何が真実かわからなく戸惑う。チャン・ヒジェは、チャン禧嬪の決意を知って対抗する勢力を徹底的につぶすことを決意する。
トンイは女官の巾着を利用して、チョン尚宮とチョンイムに宮殿にいることを知らせるが、二人は王妃の命を狙った容疑で義禁府に捕らわれてしまう。
途方に暮れたトンイがヘグムを弾いていると、その音に誘われて現れたのは粛宗だった。

第29回「見えてきた真実」

トンイは、粛宗(スクチョン)やチャ・チョンスと再会するが、これまでの疲れから倒れてしまう。ソ・ヨンギは内禁衛(ネグミ)の大将に任ぜられ、親蚕礼(チンジャムネ)での事件や仁顯前王妃が陥れられた事件の再捜査に乗り出す。
朝廷は南人に牛耳られていたが、ソ・ヨンギはチャン・ヒジェの指示を受けていた内需司(ネスサ)のカン署長を捕らえ、チャン・ヒジェもチャ・チョンスに捕らえられる。
粛宗の煎じ薬が別邸に届けられていることを知ったチャン禧嬪(ヒビン)は、そこにトンイがいることを知る。意識不明だったトンイはようやく意識を取り戻した。

第30回「王の決意」

粛宗の心を取り戻すのをあきらめたチャン禧嬪は、捕らわれたチャン・ヒジェを助けるため親蚕礼の事件で捕らわれたチョン・イングク、チョン尚宮、チョンイムたちを解放させた。
そして、オ・テソクたちにトンイの証拠の信憑性を確かめるため義禁府で調べることを粛宗に要求させる。仁顯前王妃を訪ねたトンイは、粛宗のトンイに対する気持ちを聞かされ、粛宗のそばにいてほしいと頼まれる。
別邸に戻ったトンイは、監察府で働くことが粛宗のために自分ができることだから宮殿に戻してほしいと粛宗に頼む。粛宗はトンイを守るため、承恩尚宮(スンウンサングン)として宮廷に迎えることを重臣らに告げた。

第31回「ためらう心」

粛宗(スクチョン)は、トンイを守るため承恩尚宮(スンウンサングン)として宮廷入りさせるが、重臣たちは反対する。チャン禧嬪(ヒビン)は、自分が王妃の座にいる限りはトンイに何も奪われることはないと考え、チャン・ヒジェを釈放すればトンイを承恩尚宮として認めると粛宗に取引を申し出る。
トンイは、自分のことや父のことを話せないまま粛宗のそばにいてもいいのか悩み、その気持ちを知ったチャ・チョンスは、トンイが粛宗のそばにいられるようトンイの過去を隠し通す決意をする。

第32回「命がけの取り引き」

トンイに仕える女官たちが疫病で倒れ、皆が嫌がったが、トンイの運勢を信じたポン尚宮とエジョンが仕えることを申し出た。トンイを気遣う粛宗は、居酒屋にファン・ジュシクとヨンダルを呼んで息抜きをさせるが突然の激しい風雨に見舞われた。トンイと粛宗は雨宿りした宿で結ばれる。
疫病が世子(セジャ)の東宮殿まで広がり、チャン禧嬪は粛宗にこの処理を任せてほしいと申し出る。トンイのところに義禁府(ウイグムブ)の調べが入り女官たちが連れていかれ、トンイはチャン禧嬪に会いに行き、真相を調べる時間をもらうため自分の命をかける。

第33回「疫病の正体」

病の原因を調べるため三日の猶予をチャン禧嬪(ヒビン)からもらったトンイは、原因がおしろいに含まれる鉛であることを突き止めた。
それが、ユン氏の企てであることを知ったチャン禧嬪は自らの手で売り子を捕らえ、逆に、捕らえることができたのはユン氏の協力があったからだと粛宗(スクチョン)に話した。
都には清国の使節団が世子(セジャ)の承認書を持ってきたことがわかり、トンイは手元にある騰録類抄が紙くず同然になることを恐れていた。

第34回「消せない過去」

世子の承認書を持ってきた清国使節団は、チャン・ヒジェを呼び出し騰録類抄が偽物だったと告げ本物を渡すよう迫る。
トンイの過去の記録が消されていると知ったチャン禧嬪は、トンイを側室に任命し、その手続きで両親や本籍を明らかにしようとした。悩むトンイを心配した粛宗は事情を知っておこうとトンイの過去を調べるようソ・ヨンギに命じた。
粛宗の話からソ・ヨンギは剣契(コムゲ)の事件の記録を見て、トンイがチェ・ヒョウオンの娘であることを確信し、トンイにチェ・ドンイなのかと問いただす。

第35回「禁じられた告白」

ソ・ヨンギは、トンイが剣契(コムゲ)のかしらチェ・ヒョウオンの娘チェ・ドンイだと知ったが、チャ・チョンスからチェ・ヒョウオンがソ・ヨンギを守り剣契に関わらせないようにするため罪をかぶったと聞かされ、今度はトンイを守るため粛宗(スクチョン)にトンイの過去を偽って報告する。
チャン・ヒジェは、騰録類抄がトンイの手にあるに違いないとチャン禧嬪(ヒビン)に話す。騰録類抄を奪おうと考えたチャン禧嬪は、清国使節団をもてなす宴にトンイをはじめ彼女の味方を全て集め、その席にこないシム・ウンテクも捕らえさせる。

第36回「逆転の罠」

宴会の最中に、トンイの居所にユ尚宮たちが忍び込み騰録類抄を捜しだした。しかし、それはチャン・ヒジェたちをおびき出すためにトンイが仕掛けた罠だった。チャン・ヒジェは妓楼で清国に騰録類抄を渡すが、そこを親衛隊に囲まれて捕らえられ、オ・ユンはシム・ウンテクを始末しようとしたところへチャ・チョンス率いる親衛隊に捕らえられる。
チャン・ヒジェたちは捕らえられるが、チャン禧嬪の関与を認める者はいない。しかし、トンイはチャン禧嬪のもとを訪れ、「王妃様の罪は、王妃様ご自身が立証なさる」と言った。

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