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第13回「期待に応えて」

監察府(カムチャルブ)の試験で不合格になったのを口実に追い出されそうになるトンイ。しかし、チョン尚宮や仁顯(イニョン)王妃の助けもあって再試験は実現し、粛宗(スクチョン)に勉強を手伝ってもらったトンイは見事試験に合格する。
監察府にはソ・ヨンギとオ・ユンが捜査について女官たちへ講義に訪れる。ヨンダルは、チャ・ソンスの荷物から剣契(コムゲ)の鉢巻を見つける。それをヨンダルから見せられたトンイは、捕盗庁(ポドチョン)の仵作人(オジャギン)がチャ・チョンスであることを知る。

第14回「密輸商人」

トンイは、チャン・ヒジェの手下に襲われたところをチャ・チョンスに助けられ、6年ぶりの再会を果たす。
清国からの使節団が密輸をしているという情報が入って、監察府の女官が潜入捜査を行うことになった。トンイもその一員となり、文字が並んだ細長い紙を見つけた。チャ・ソンスに相談したところ、それが暗号とわかった。トンイは、もう一度潜り込みその暗号を持ち出そうとしたところ、気づかれ逃げている最中、粛宗を見つけ助けを求めたが、彼が「王様」と呼ばれるのをみて驚いた。

第15回「あの方が王様・・・」

トンイは粛宗(スクチョン)が王であることを知って動揺するが、宮殿に呼ばれ、これまでと同じように接してくれといわれ戸惑う。
トンイが見つけた暗号から隠されていた大量の銃が見つかった。密輸の証拠をつかんだソ・ヨンギはキム・ユンダルを捕らえに行くが、清国大使は、キム・ユンダルは濡れ衣を着せられた悔しさから自害したと答え、真相究明のためにトンイの引渡しを求めた。全てはトンイを邪魔に思ったチャン・ヒジェの仕組んだことだった。
チャ・チョンスは、トンイと一緒に都から逃げようとするが、トンイは自ら清国大使のもとへ出向いた。

第16回「嫉妬」

清国大使のもとに出向いたトンイは、死体がキム・ユンダルではないことを話し、3日で本人を見つけることを約束して開放された。キム・ユンダルの死を偽装し逃がそうとしていたチャン・ヒジェは、チャ・チョンスに江華島までの道案内を頼んだ。
キム・ユンダルは、チャ・チョンスの案内で逃亡をはかろうとするが、彼を捜索していたソ・ヨンギに捕らえられた。
事件が解決した後、宮殿でトンイと楽しそうに話す粛宗(スクチョン)の姿を見たチャン尚宮は嫉妬した。粛宗は、チャン尚宮のために宴を開くことにした。

第17回「疑惑の煎じ薬」

チャン尚宮は、粛宗(スクチョン)の子を身ごもり、王子を出産し禧嬪の位を得る。オ・テソクたちは、チャン禧嬪の子を世継ぎにと願うが、病床にある明聖大妃がそれを許そうとしない。明聖大妃の煎じ薬が怪しいという投書が仁顯(イニョン)王妃に届き、チョン尚宮はトンイとチョンイムと共に極秘に調べたが煎じ薬に問題は見つからなかった。
そんな時、明聖大妃が危篤となってしまう。トンイは毒に詳しいチャ・チョンスに相談したところ、大妃が飲む煎じ薬は相性の悪い薬があるという。それは、ヨンソンの部屋で見つけた処方箋だった。
トンイは彼女のあとをつけ、内医院の医官にチャン・ヒジェからの手紙を渡すのを目撃した。

第18回「驚きの証言」

医官と会うのをトンイに見られたヨンソンは、チャン・ヒジェの指示で相性の悪い煎じ薬の処方箋を届けたことをチャン禧嬪に打ち明ける。
驚いたチャン禧嬪は、チャン・ヒジェを責めるが、汚い手を使わねば夢はかなえられないと諭されてしまった。トンイを呼んでその煎じ薬は、王子のために命じたものだと言い含めようとするがトンイは信じなかった。
大妃の煎じ薬に細工したホ医官が捕らえられた。粛宗は、自ら問いただしたところ、ホ医官は「王妃様に命じられた」と答えトンイたちは驚いた。

第19回「恩人との決別」

仁顯(イニョン)王妃に罪を着せたチャン禧嬪は、王妃の仕業と思わせる証拠を捏造し、ソ・ヨンギに見つけさせ粛宗(スクチョン)に報告させる。粛宗は、捜査を義禁府(ウイグムブ)に回し、王妃付きの女官も親族も捕らわれた。
事件の真相を突き止めるためトンイは、ホ医官の家で発見された報酬らしき手形を調べ、チャ・チョンスと共に手形を出した書記を見張っていた。書記を一人で尾行したチャ・チョンスは、ソ・ヨンギと出くわし何故尾行していたのかを問い詰められた。
一方、チャ・チョンスからの連絡を待っていたトンイは、チャン・ヒジェの部下に捕らわれてしまった。

第20回「王妃降格」

チャン・ヒジェの手下に捕らわれ殺されそうになったトンイは、チャ・チョンスに助けられるが、王妃の無実を証明するはずの書記はチャン・ヒジェの手下に殺されてしまった。彼が偽の手形を発行した報酬に受け取った手形が唯一の証拠となるが、誰に預けたのか分からないまま、王妃を降格する話が進められる。
焦るトンイは、書記が生きているとウソをつき、彼を引き渡すから取調べをやめて欲しいとチャン・ヒジェに持ちかけ、時間稼ぎをしてついに手形を見つけ出す。
しかし、その一方で拷問に耐えかねた者がウソの自白をし、大妃も亡くなり王妃の降格が決まってしまう。

第21回「闇の資金」

トンイは見つけた証拠で王妃の降格を阻止しようとするが、今は動いても無駄になるだけと止められた。王妃は宮廷を去ることになり、トンイは王妃の無実を立証することを誓う。
ソ・ヨンギはチャン・ヒジェの動きを見張らせるためにチャ・チョンスを武官として彼の下に送り込んだ。
トンイは、監察府(カムチャルブ)の仕事で派遣された内需司(ネスサ)の出納日誌から横領の事実を発見し、その金が大妃殺害の買収資金となったことを知る。内需司の調査を要請するためにソ・ヨンギに相談すると、彼は司憲府の友人に相談を持ちかけた。

第22回「迫る魔の手」

チョン尚宮は、監察府としてトンイに加勢し内需司に調査を迫るが、粛宗(スクチョン)が監察府を引き下がらせる。トンイが納得いかずにいると、粛宗に宮殿の外に呼び出され、他の事件を調べるために内需司の調査を先送りにしただけと聞かされる。
それを見抜いたチャン禧嬪(ヒビン)は、内需司の証拠とトンイを消そうとして粛宗の行幸の出発を早めさせる。まだ証拠が内需司にあることを知ったトンイは、行幸の日に内需司の書庫に忍び込み証拠を見つけた。しかし書庫に火が放たれ、トンイも刺客に追われた。

第23回「届かぬ願い」

内需司(ネスサ)から逃れたトンイだが、刺客の手裏剣が胸に命中した。トンイは、傷を負ったまま証拠を届けるため粛宗(スクチョン)のもとに向かい行列を見つけるが、トンイの声は届かず倒れてしまった。
都に戻った粛宗は、チャン禧嬪(ヒビン)が仁顯(イニョン)王妃を陥れた証拠をトンイが捜していたが見つからず内需司に火をつけ逃げたと聞かされる。
ソ・ヨンギに確かめると、証拠を捜しに行ったトンイが消えたと聞かされた。チャン禧嬪には「王様を騙したことはない」と言い切られた。ソ・ヨンギは職を解かれ、チャン禧嬪の王妃任命式が行われる。

第24回「遠く離れて」

粛宗の命を受けたソ・ヨンギは、チャ・チョンスと共にトンイを捜すがすでに120日が経過していた。トンイは商会の主ピョンに助けられ義州にいたが、トンイが役に立つためピョンはトンイを手放す気がなかった。
ピョンの屋敷では、流罪となり何軒もたらい回しになっていたシム・ウンテクを受け入れることになる。チャン・ヒジェは世子の承認を清国から取り付けるため義州に向かう。
トンイは、チャ・チョンスやソ・ヨンギに宛てた手紙がピョンに握りつぶされていたことを知り逃げ出したが通りでチャン・ヒジェを見て驚いた。

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