「TOKYO!<インテリア・デザイン>」
【解説】 |
【ストーリー】
【解説】
『エターナル・サンシャイン』、続く『恋愛睡眠のすすめ』で独特のロマンティック・コメディのスタイルを確立し、『Be Kind Rewind(原題)』の公開も待たれるミュージッククリップ界の鬼才ミシェル・ゴンドリー監督。本作では“私は何のために生きているの?”という普遍的な問いを、ゴンドリーワールドともいえるキュートでファンタジックな世界に包みこんだ、不思議な優しさがあふれる物語が展開する。
オーディションのため来日した監督自身が選んだ出演者には、「想い描いていた主人公の女の子がやって来た!」と監督の心を惹き付けた藤谷文子、監督たっての希望でアキラ役へのキャスティングが実現した加瀬亮をはじめ、伊藤歩、大森南朋、妻夫木聡、でんでんという日本を代表する豪華なキャストが集まり、ゴンドリーの独創的な映像世界と東京の風景がシンクロする。
【ストーリー】
大雨の東京――かけ出しの映画監督の恋人、アキラ(加瀬亮)と一緒に、ヒロコ(藤谷文子)は上京してきた。ふたりは、高校時代の同級生で東京で一人暮らしをしているアケミ(伊藤歩)の部屋に、少しの間泊めてもらうことになっていた。久しぶりの再会を喜ぶ3人。可愛らしい物で溢れているアケミの部屋は窮屈だったが、ふたりはつかのまの安らぎを得る。
翌日、アケミとの約束通りアパート探しに出かけるふたり。だが少ない予算での部屋探しは、ベランダに猫の死骸がある部屋など散々なものだった。憂鬱な気持ちのヒロコはまた、昨夜の3人での会話も気になっていた。それはアキラがヒロコに向けた「志が低い」という言葉だった。納得がいかないヒロコはアキラに自分の気持ちをぶつけ始める。「私には夢とか志がないっていうけど、私だって絵や写真も好きだし、本もいっぱい読むもん!」。だがアキラに「それは趣味。自分の作り出すものによって、世の中に自分というものが定義できなきゃダメなの」と言われ更に気落ちしてしまう……。
[ STAFF ]
監督:ミシェル・ゴンドリー
(代表作『恋愛睡眠のすすめ』『エターナル・サンシャイン』他)
脚本:ミシェル・ゴンドリー、ガブリエル・ベル
[ CAST ]
藤谷文子、加瀬亮、伊藤歩、大森南朋、妻夫木聡、でんでん 他
「TOKYO!<メルド>」
【解説】 |
【ストーリー】
【解説】
鮮烈な長編デビュー作『ボーイ・ミーツ・ガール』で“ジャン=リュック・ゴダールの再来”と呼ばれ、『ポンヌフの恋人』で世界にその名を轟かせたアンファン・テリブル(恐るべき子供)レオス・カラックス監督。『ポーラX』以来9年ぶりの待望の最新作となる本作では、世界中の大都市に出没する謎の怪人が東京の街を疾走するという不条理にみちた奇想天外な物語が炸裂する。
突如東京に現れる怪人メルドには、『ボーイ・ミーツ・ガール』以来、カラックスの分身と言われてきた盟友ドゥ二・ラヴァン。『ポンヌフの恋人』から実に16年ぶりの顔合わせとなった本作でも、監督の心の内を体現するかのような強烈な存在感を放っている。またフランスの怪優、ジャン=フランソワ・バルメールが参加し、日本からは石橋蓮司、北見敏之、嶋田久作といった名優たちが脇を固めている。
【ストーリー】
大都市の喧噪の中、突如マンホールから、一人の謎の人物が地上に現れる。赤毛の髪、長く伸びたあご髭、すり切れた緑色の服に身を包んだその姿は、どの部分をとっても異様な風貌だ。その人物メルド(ドゥ二・ラヴァン)は、心臓に手をあてた独特の歩き方で、銀座の中央通りに侵入し、道行く人々に危害を加え始める。奪った花を食べながら驚異的なスピードで、東京の中心街を闊歩し、またマンホールへと姿を消していく。この謎の人物の出現は、各メディアでも大きなニュースとして報道され、“下水道の怪人”と称されたメルドは、東京中の人々に大きな衝撃を与えることになる。
マンホールの奥底、地下深くにあるメルドの住処は、都会の喧噪とはかけ離れた静けさだ。彼は、“一文字菊”という特殊な花と紙幣を主食として生きている。花に囲まれたメルドの近くには、戦争の名残なのか、巨大な戦車が置かれ、その周りには数多くの武器が散在していた。その中から手榴弾を手に取り、再び地上へと向かうメルド。彼が向かったのは、数多くの人々が行き交う渋谷の歩道橋。意味不明の言葉を叫びながら、メルドは手榴弾を投げ放ち、大きな爆音と共にあたりは一面赤色に染まった。後日、地下壕で大きな花束を抱えて眠るメルドの元に警察の特殊部隊が現れ、彼は即座に拘束される……。
[ STAFF ]
監督・脚本:レオス・カラックス
(代表作『ポーラX』『ポンヌフの恋人』他)
[ CAST ]
ドゥニ・ラヴァン、ジャン=フランソワ・バルメール、石橋蓮司、
北見敏之、嶋田久作 他
「TOKYO!<シェイキング・東京>」
【解説】 |
【ストーリー】
【解説】
実際の未解決事件を題材とした名作『殺人の追憶』を誕生させ、カンヌ国際映画祭等でも絶賛された『グエムル―漢江の怪物―』が韓国歴代動員史上1位を獲得した、韓国を代表する俊英ポン・ジュノ監督。ハリウッドからの数多くのオファーを断り、初の海外作品として選んだ本作で描くのは、恋に落ちていく男女の激しい心の揺れを視覚的にとらえた、珠玉のラブストーリー。
監督からの熱烈なオファーを受けた出演者には、引きこもりの主人公に、自身もポン・ジュノ監督の大ファンだという香川照之、主人公が恋に落ちる不思議な魅力を放つ少女に蒼井優。そして『グエムルー漢江の怪物ー』で監督がグエムルのモデルにしたという逸話もある竹中直人をはじめ、荒川良々、山本浩二、松重豊といった個性際立つキャストが顔を揃えている。
【ストーリー】
東京――とある街に、一人の男(香川照之)が暮らしている。
彼が家で過ごす日常は、立ったまま食事をし、トイレで居眠りをし、そして山積みの本を読みあさる、というものだ。家の中は、読み終えた本、届けられる日用雑貨が整然と並べられ、一種の芸術の域を感じられる美しさだ。男はこの家を出ないまま10年間、引きこもりの生活を続けていた。
父親から毎月送られてくる金、そして電話さえあれば、彼の生活は成立していた。食事を注文し、受け取る。洗濯物をクリーニングに出し、受け取る。受け取る際は、相手の顔は絶対に見ない。ただひたすら物と金を交換する日々。彼は、そんな生活に何の疑問も感じないまま、11年の時が過ぎようとしていた。
男は土曜日には必ずピザを頼んでいた。今日も同じ日常のはずだった……。
[ STAFF ]
監督・脚本:ポン・ジュノ
(代表作『グエムル 漢江の怪物』『殺人の追憶』他)
[ CAST ]
香川照之、蒼井優、竹中直人、荒川良々、山本浩司、松重豊 他