水滸伝 DVD-BOX

日本テレビ開局20周年記念番組として製作されたスペクタクルドラマ『水滸伝』。ニュープリント&HDテレシネによって蘇った渾身の映像が初DVD-BOX化!

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DVD-BOX ディスク2 に収録されるエピソード
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第5話「野盗の叫び」あらすじ

 高求は宰相となる野望を達成するため、多くの金を必要としていた。その皺寄せは、民衆に理不尽な重税を課すという形で表れていた。東渓村の名主であり、義に厚い大人物・晁蓋(山形勲)は、この事実を知り、高求が私利私欲のために集めた十万貫の財宝を、再び民衆の手に返そうと考えた。晁蓋の計画に、公孫勝(寺田農)や漁師の阮三兄弟(品川隆二・常田富士男・渡辺篤史)たちも協力する。そして、林中も出陣を決意していた。

第6話「梁山泊の夜明け」あらすじ

 十万貫の財宝が高求の手に渡ることは未然に防がれたが、晁蓋はその財宝を民衆の手にどういった方法で返却するかを悩んでいた。高求も黙って見ているはずがなく、部下たちに晁蓋の討伐と財宝の奪還を命じる。そこで梁山泊の首領である王倫(北原義郎)は、晁蓋を梁山泊で保護するよう、林中に伝えるのであった。しかし、王倫の真の目的は圧政への抵抗ではなく、財宝そのものだったのだ。王倫と林中は、激しく対立する――。

第7話「小旋風と黒旋風」あらすじ

 晁蓋の討伐に失敗し、あまつさえ、今回の攻防によって梁山泊側の結束を逆に固めてしまった高求は、次の作戦として、人望の厚い宋江(大林丈史)を罠に陥れようとしていた。この罠にまんまとはまり、逃亡を余儀なくされる宋江。彼の危機を知った林中と扈三娘は早速、これを救いに向かうが、林中が急激な腹痛に見舞われ、動きが取れなくなってしまう。そのころ、宋江は小旋風の柴進(田村高広)という人物の元へと向かっていた。

第8話「青州の妖精」あらすじ

 林中たちに助けられたものの、再び孤独の旅路についた宋江。彼が次に向かった先は、学友だった花栄(原田大二郎)が長官を務める清風鎮だった。道中、危険な目に遭った宋江を救ったのは史進。彼もまた、さすらいの旅を続けていたのである。ようやく花栄と再会を果たした宋江だったが、そこにも意外な罠が待ち受けていた。山賊として狙われる宋江と史進――いったい誰が、彼らを陥れようとしているのだろうか。

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