
舞台は古都・金沢の港町にある、小さな中国料理店。中国出身の年老いた名料理人と、幼い娘を抱え、人生につまずいた若い女性が、料理を通して再びしあわせを取り戻していく……。
2008年10月に公開され、おだやかでやさしい語り口で感動の輪を広げた映画『しあわせのかおり』がDVD化されました。
主演は、小さいながらも町で評判の中国料理店をひとりで切り盛りする名料理人・王(ワン)さん役の藤竜也と、その店に通い、ついには料理人への道を目指す女性、山下貴子役の中谷美紀。数々の映画で存在感を発揮してきたベテラン・藤竜也と『電車男』、『嫌われ松子の一生』、『LOFT』のみごとな演技で各映画賞を受賞した実力派・中谷美紀が、静かではあるが主人公二人の胸の奥に秘めた深い思いをていねいに描き出す名演を見せ、観る者をストーリーの中へと誘います。また、若手演技派として評価の高い田中圭、日本を代表する名女優・八千草薫など、確かな脇役陣が物語に厚みを加えていることも見逃せません。
監督は『村の写真集』('03年)で第8回上海国際映画祭グランプリを獲得した三原光尋。藤竜也は同じく『村の写真集』で最優秀主演男優賞を受賞しています。監督は、『村の写真集』のテーマでもあった“親と子の関係”を、今回は血のつながりを越えた“父と娘”のドラマとして、ハートフルにじっくりと描き出しています。
また、映画のもうひとつの見どころは、劇中に登場する“まごころ料理”。ノドグロの蒸し物、寒ブリと岩海苔の汁ソバ、甘海老のエビチリ、鶏の塩釜焼き、海鮮炒飯……。食べたくなる、そして、自分で作りたくなること必至の料理が続々と登場します。特訓を積んだ中谷と藤が料理に腕をふるう臨場感あふれる映像も見ごたえ十分。
王さんの料理の原点、「皆にしあわせをもたらす料理」とは何なのか……。深みのある料理のごとき、一口ひとくち、じっくりと味わってみたい名作です。

港町の片隅にたたずむ“小上海飯店”。店主の王[わん]さん(藤竜也)が心を込めて作る料理を食べに、地元のお客さんで一杯の店に現れる貴子(中谷美紀)。貴子の、デパートへの出店要請を、即座に断る王さん。が、貴子は諦めずにお客として通います。トマトと卵の炒めもの、加賀芋の煮込み、蟹シュウマイ……。仕事を離れ、心から味わう貴子に、忘れていた笑顔が戻ります。
そして、王さんの突然の病いと店の存続の危機。貴子は王さんに一大決心を告げます。
「会社辞めました。私に料理を教えてください!」。
最初はぎこちない名人と弟子の関係は、やがて確かな絆へと変わっていくのですが……。
『しあわせのかおり』
2009/4/10発売
VPBT-13299 ¥5,040(税込)
[本編ディスク+特典ディスク/2枚組]
本編124分+特報・予告編・TVスポット/カラー、ステレオ、ドルビーデジタル、片面2層、16:9、日本語字幕(本編のみ)
(DVDレンタル商品は東映ビデオより同日リリース)
●特典ディスクに収録
・「しあわせのかおり」メイキング
・キャスト&スタッフインタビュー
・未公開シーン集
・完成記念会見
・初日舞台挨拶
フォト&レシピブック(20P)
※内容は変更になる場合もございます。ご了承ください。
中谷美紀、藤竜也、田中圭、下元史朗、木下ほうか、山田雅人、甲本雅裕、平泉成、八千草薫、他
監督・脚本:三原光尋
音楽:安川午朗
主題歌:「空」JUJU(ソニー・ミュージック アソシエイテッド レコーズ)
撮影:芦澤明子(JSC)
フードコーディネーター:高城順子
料理指導:茂手木章
制作プロダクション:ビデオプランニング
製作:東映、バップ、電通、読売テレビ、高桑美術印刷、東映ビデオ、ワコー、ビデオプランニング、ソニー・ミュージック アソシエイテッド レコーズ
セル発売元・販売元:バップ
(C)2008「しあわせのかおり」製作委員会
▼映画「しあわせのかおり」公式サイト
www.shiawase-kaoru.jp/
▼シネマスタイル「しあわせのかおり」情報ページ
www.vap.co.jp/cinemastyle/movie/ shiawase.html