小栗旬主演で話題のアニメがいよいよDVD発売!『RAINBOW 二舎六房の七人』DVD、2010年8月25日発売開始!

CRIME 7 「Determination」

CRIME 7アンチャンが独房に入れられて十日あまり。食事を与えられず、ぐったりと動かない彼の様子を見て、石原は笑みを浮かべる。しかし、スッポンの励ましに生気を取り戻していたアンチャンは「あと六日…。」と呟き石原を睨む。生気が宿るその目に驚嘆する石原。一方、入院していたマリオのところには熊谷が訪れ、アンチャンが置かれている状況を話していた。これからは石原の目を盗んで自分が食事を届けること、そして、病院にいたのではマリオも佐々木から危害を加えられてしまうと考え、翌日に退院させることを約束する。

CRIME 7深夜、こっそり食事を届けに来た熊谷が扉を開けると、格子窓からホースが引き込まれ、房内は水浸しになっていた。石原は、依然死にそうにないアンチャンのことを佐々木に相談し、水をかけ続けて殺そうとしていたのだ!12月の気候の中、水をかけられ続けているアンチャンはガタガタと震える。急いで水を止めようとする熊谷だったが、その背後には石原が邪悪な笑みを浮かべて立っていた…。

CRIME 8 「Freedom」

CRIME 8マリオ達は、石原と佐々木に殺されかけているアンチャンを救い出そうと計画していた。バレモトが立てた計画では、誰かが医務室に潜み、深夜に戻ってきて六房の鍵を開けなければならない。その役に立候補するスッポンを制止し、自分が行くというジョー。彼が医務室へ行くということは、佐々木に弄ばれることを意味していた。ジョーは、それでもアンチャンの為に自分はいくら犠牲になっても構わないと思うのであった。七人の夢を刻んだ大木を思い浮かべるマリオ達、シャバでの再開を誓う彼らの意思は固かった…。

夜、仮病を装って医務室に行くジョー。佐々木は、言う通りに食べ物や酒をふるまう。しばらくしていよいよ我慢できなくなった彼は、自ら服を脱ぎ始める。夜は更け、充分時間は稼げていた。ジョーは無防備な佐々木を縛り上げ、鍵を持って二舎六房へ向かう。脱出作戦のはじまりだった。

CRIME 8六房を抜け出したマリオとヘイタイは独房へ向かう。見張っていた石原を殴り倒し、衰弱しているアンチャンを担ぎ出すマリオ。その頬を涙が伝う。背中のアンチャンの体は驚くほど軽くなっていたのだ…。

計画は順調に進んでいるように思われたが、突如、院内にサイレンが鳴り響き、サーチライトが灯される。露呈する脱出作戦…。その時、バレモトは計画を記したノートをスッポンに渡し、自分を犠牲にして一人看守の方へ走り出す!

CRIME 9 「Lament」

CRIME 9少年院を脱出したマリオ達4人。他に行く当てもなく、節子の元を頼っていた。彼女は昔親戚が住んでいた空き家の地図と鍵を渡し、そこに行くように伝える。その夜、薬や食べ物を持ってマリオ達のところを訪れた節子。迅速に指示を出し、アンチャンの手当てをする。その様子にホッとしたマリオ達はいつの間にか眠りについていた。ようやく訪れた安息の時間であった。

CRIME 9二舎六房の少年達の脱走事件に逆上した石原と佐々木は、残ったバレモト達3人をアンチャンと同じやり方で始末しようとしていた。独房に入れられ衰弱するバレモト達を眺める石原。その時、佐々木が訪れ、ジョーが少年院に戻ってきたことを伝える。残った3人の身を心配したアンチャンは、一計を講じていた。ジョーを少年院に戻し、萩野の遺書をネタにして石原達を脅し、3人に手を出させないようにしようとしたのだった。渋々要求を聞き入れた石原達は3人を独房から二舎六房に戻す。バレモト達に、アンチャンの指示でここに戻ってきたことを話すジョー。この役目をジャンケンで勝って得たのだと微笑む。彼らは仲間の為だったら、自由を失い、少年院に戻ることさえ厭わなかった。

一方、スッポンは街で偶然知り合ったリリィから、米軍の賭けボクシングが近々開催されることを知り、マリオに出場を促す。マリオの右手拳は完治していなかった。しかし、いつまでも節子の世話になっている訳にはいかない。ファイトマネーを稼ぐため、やるしかなかった…。 マリオの初めての試合が始まる。

CRIME 10 「Vengeance」

CRIME 10賭けボクシングの敗戦から数日、次の試合の日程も決まり、マリオとアンチャンのトレーニングにも一層力が入る。スッポンは、アメリカ軍の将校から仕入れた洋モクを街で捌いて金を稼いでいた。一方、二舎六房ではヘイタイの希望が叶い、自衛隊に入隊することとなった。

CRIME 10そんな時、卓袱台の上に置いてあった節子の家族写真を目にしたマリオ達。戦争で家族を亡くしていたスッポンは、その幸せそうな写真と自分の境遇とを比べ、ふてくされてしまう。事情を知った節子はスッポンのために同僚からカメラを借りてきて、4人での記念撮影を提案する。しかし、幸せそうに写るマリオ達を遠くから見つめ、不気味な笑みを浮かべる一人の男がいた。石原である。節子の行動から、マリオ達の居場所が石原と佐々木に分かってしまったのだ。夜、縁側で話をするアンチャンと節子、この幸せがずっと続くことを願う二人。
だが、そんな日常に、石原と佐々木の影が確実に迫っていた…。

CRIME 11 「Showdown」

CRIME 11「あの目は特攻(カミカゼ)の目だ」基地を出るアンチャンをそう表現する将校。アンチャンは、石原との因縁にケリをつけるべく腹を括っていた。そして対峙する二人。仲間達と幸せに暮らすアンチャンの一方で、自分が犯した罪に怯え、ビクビクする日々を過ごしてきた石原。二人の決着の時が近づく。隠し持っていた拳銃を構え、狙いを定める石原にアンチャンのパンチが炸裂する。そして、拳銃を拾い上げたアンチャンは、石原に銃口を向ける。雨の中、銃声が響き渡る…。

CRIME 11その頃、リングではマリオの渾身の左拳が相手を捉えていた。マットに沈む相手だったが、再び起き上がりファイティングポーズを取る。その一発にかけていたマリオ。一度は落胆するが、アンチャンの教えを思い出し、あきらめずに再び立ち向かってゆく。相手のパンチが入ってよろめきながらも、必ず勝つというアンチャンとの約束を果たすべく、封印していた右拳をついに繰り出す!

アンチャンとマリオ、それぞれの戦いが決しようとしていた…。

CRIME 12 「Promise」

CRIME 6歓声が沸きあがるリングサイド、勝利を収め喜ぶマリオの一方で、アンチャンは佐々木の通報によって駆けつけた警官達に取り囲まれていた。その騒ぎに米兵達も銃を向ける。しかし、そんな状況にも関わらずアンチャンは基地へ向かい歩みを止めなかった。血を流しながら、「ただマリオの試合を見届けたい」その一心で一歩一歩足を進める。だが次の瞬間、制止の命令に応じないアンチャンに対し、米兵達が一斉に発砲し始める!ゆっくりと崩れ落ちるアンチャン…その脳裏には二舎六房の仲間達のことが浮かんでいた…。

CRIME 6一年半後、約束の木の下に集まった二舎六房の少年達は、アンチャンの仇を取るために再び団結する。それ以来、チャンスを伺いながら日常を送るマリオ達。ある日、計画を立てていたバレモトの目に、とある新聞記事が飛び込んでくる。あの佐々木が市長選に立候補していたのだ!翌日には演説も控えている。訪れた絶好の機会、6人の復讐劇が始まろうとしていた。

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