ヴィジュアルコメンタリー現場では！！

豪華版本編ディスクには、鈴木と坂口によるコメンタリー（BDはヴィジュアルコメンタリー、DVDはオーディオコメンタリー）も収録。1月某日、都内スタジオにて両人がコメンタリー収録に臨んだ。
収録は「どちらかの家に遊びに行って、ソファで並んで映画を見ているよう」と鈴木が語るほどリラックスした雰囲気で進行し、作品を見ながら「口角が上がって顔がニヤけてしまうね」と二人でつぶやく場面も。「誰もが経験したことがある甘酸っぱさや切なさ、幸福感を描いていますから、自分の友達を応援しているような気持ちになってニヤニヤしてしまうんじゃないでしょうか」（鈴木）、「僕自身が望んでいるような愛の形が映像の中にあるので、それを見て幸せになったり、気恥ずかしさも感じたりするんだろうなと思います」（坂口）と、ついついニヤけてしまう理由を明かした。
また、作品が満足度No.1を得た要因については、「ハッピーエンドであり、最後に大きな笑いもあるという、見終わった後の幸福感や清々しさがいいのではと思います」（鈴木）、「心の中が愛に満たされるのを強く感じますし、それが満足度につながったのかもしれませんね」（坂口）と、それぞれの分析を語っている。
劇場公開前には話せなかった数々の撮影秘話や、中高時代の恋愛観などプライベートトークも飛び出したコメンタリーの"聞きどころ"について、鈴木は「永野芽郁ちゃんから寄せられた質問に答える形で『俳優としての日頃の心がけ』や『クランクイン前に必ずやること』など、仕事論的なまじめな話も語りました。普段、取材では話さないこともポロッと言ってしまったので、ここでしか聞けない話も多いです」、坂口は「亮平さんと普通にしゃべっているような感覚だったので、2人の内側が垣間見える瞬間があって面白いと思います。僕は"女の子好き"とは正反対の人間に見られがちですが、そうではない部分についても話しましたね（笑）」と語った。

オーディオコメンタリー現場では！！

監督＆スタッフへ完全ドッキリ！仕掛け人・永野芽郁によるコメンタリー現場突撃！！ 2月15日。ヒロインの永野は、監督・河合勇人、脚本・野木亜紀子、プロデューサー・佐藤貴博によるオーディオコメンタリーの収録現場にサプライズで駆けつけ、収録に飛び入り参加した。
実はこの日は河合監督の誕生日。収録の半ばで、バースデーケーキを手に「好きだああああ!!」と叫びながらスタジオに現れた永野に、3人はイスから飛び上がるほどビックリ。永野から誕生日プレゼントのペンを贈られた河合監督は、ハッピーなサプライズに「なんて嬉しいんだろう……」と涙を流して感激していた。その姿を見た永野も、「河合監督が喜んで泣いてくれるとは予想していなかったから、すごくハッピーです！　監督は現場でペンを愛用されているので、プレゼントしたペンを使うたびに『俺物語!!』のことを思い出してほしいなと思います」と笑顔に。
その後は永野もオーディオコメンタリーに参加し、火事シーンの撮影で涙をこらえられなかったという裏話などを披露。「撮影がとにかく楽しかったので、その雰囲気が見てくださる方にも伝わるよう、楽しくお話させていただきました。『俺物語!!』は、何回見ても猛男や大和の気持ちになって、自然にニヤニヤしてしまいますね（笑）」と、収録の感想を述べた。また、「幸せな映画を見ると幸せな気持ちになれると思うので、DVDやBDでぜひ何度も見返してほしいです！　私が一番幸せを感じるのは、猛男と大和が電車に乗っているシーン。目が合って『はっ！』と恥ずかしがっているのが2人らしくて、本当に幸せな笑顔になってしまいます」と作品をPRしている。永野芽郁が仕掛けたスタッフへのドッキリはDVD、BDの豪華版特典ディスクに収録される。