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【イントロ】
子供の頃からプロ野球選手になることが夢だった波多野憲二。そして高校3年の夏、高校球児として甲子園出場を目指し地区大会で戦っている憲二がいた。9回裏、打順はこの試合3安打の波多野憲二。一気に逆転のチャンス。しかし監督のサインは憲二の打ち気に反してスクイズ!!。しかしこれは相手バッテリーに読まれてサードランナーは本塁上でタッチ、2アウト。その後、憲二は球を芯に捕らえるも外野フライでゲームセット〜夏の甲子園大会、東東京地区予選・3回戦敗退という苦い高校生活を送った。
しかし野球部の監督であり、担任の筒井は、そんな憲二に違う才能を見出していた。そしてある日、以前の筒井の教え子でプロ・ボートレーサーの萩原麻琴に憲二を会わせることを画策して…。

第1話「ナンバーワンになる!」
やまと競艇学校82期卒業記念レース。開会式の壇上で波多野憲二は宣誓していた〜「3年以内に日本一のレーサーになります!」。会場には感嘆と失笑が沸き起こっていった。そんな簡単に勝てるほどプロの世界は甘くないのだ。そして卒業レース・準優勝戦がはじまった。強引な山崎のダンプを、禁止されているモンキーターンでかわした憲二は1着でゴールイン、優勝戦進出を決めた。そんな様子を見つめていた謎の男が憲二のもとにやってきて…。

第2話「競艇場であおうぜ!」
卒業記念レース優勝決定戦。ライバルの洞口と憲二はともに準優を1着で勝ち進んでいた。しかしレースが始まり1マークを抜けてきたのは青島優子だった。これを追いかける憲二と洞口。しかしストレートでは抜けないと憲二と洞口は禁止されているモンキーターンを使った。ここから二人のデッドヒートが始まった。やがて水面が風で荒れはじめた最終周、ここで冷静な洞口は安全な通常のターンを選択する、しかし憲二は何が何でも洞口に勝つ!とモンキーを決意。さて最終ターン、いち早く抜けてくるのはどちらだ。

第3話「デビュー戦だぜ!」
いよいよ憲二のプロデビューだ。平和島競艇場の控え室ではモーターの抽選が行われていた。そこで憲二は驚異の勝率を誇る「平和島のオバケモーター」を当てるという絶好のチャンスを掴んだ。しかしスタート練習ではフライングを連発し手こずっていた。そしていよいよ本番。好スタートを決めて第1ターンマークへ飛び込んで行ったと思いきや、見事に転覆!せっかくのオバケモーターも分解・洗浄しなければならない羽目に。そこへ気難しく、ガンコなベテランレーサーの古池がやってきて…。

第4話「弟子をとらない理由(わけ)?」
競艇選手はプロペラを修正したり、情報を交換したりするのに何人かでグループを作っている。憲二も東京支部の江上たちのグループに誘われたが、競艇のことを教わるなら古池しかいないと既に決めていた。そして休日に古池の自宅まで押しかけて弟子入りを懇願する。しかし許しはもらえずの日々が続いたそんなある日、古池の娘・亜紀からある事故のことを聞く。その事故以来古池は弟子は取っていなかったのだ。説得材料が見つからずに悶々とする憲二に古池と同じレースの斡旋があり…。

第5話「このジジィ ぶち切れてやがる!」
江戸川競艇場は初めて走る新人にとってはとても難しい水面だ。「今節、一度でも連に絡む事ができたら弟子にしてやる」という約束を古池からもらった憲二だったが、転覆・ゴンロクでとても弟子にしてもらえそうにない。宿舎に帰り過去のレースを必死で研究し作戦をたてる憲二。これで行けるぜ次のレース!と思ったが、なんと次のレースは古池と一緒の競走だった。直接対決だ、さぁどうする憲二。

第6話「いくぜ 新鋭リーグ!」
やっと古池の弟子になった憲二だったが、いつも怒鳴られてばかりで、周りからはあんな仲の悪そうな師弟は見た事がないと囁かれていた。そんなある日、ライバルの洞口が蒲郡一般戦で初優勝したというニュースを聞き、俄然練習に力が入る憲二をみて「ライバルの好成績はよほどキクようだ」とほくそ笑む古池だった。そんな憲二に新鋭リーグ戦の斡旋がきた。やまと卒業レース以来の洞口との対決に対抗意識を燃やす憲二。しかしそこには岡泉誠二、潮崎俊也といったSGクラスの一段格の違うレーサーたちが待ち受けていた。

第7話「一番大切なこと…」
桐生新鋭リーグ優勝戦は“赤城おろし”のため大荒れの様相を見せていた。冷静にレースを運ぶ洞口と着実に順位をあげる潮崎。潮崎相手に、なかなか前に出られない憲二は2マークでダンプをしかけ、そして3周まで憲二と洞口の1位争いが続いた。最終ターンに憲二はこの風の中でも全速ターンをしようと突っ込んでいき、洞口も後悔はしまいとレバーを握った。洞口は波に弾かれ転覆。そして憲二の優勝で幕を閉じた。しかし自宅で憲二のレース中継を見ていた師匠の古池は、憲二の表彰式を前に席を立って部屋を出て行ってしまい…

©河合克敏・小学館/モンキーターンプロジェクト・テレビ東京