『HUNTER×HUNTER キメラアント編 DVD-BOX/BD-BOX Vol.4』2014年9月24日発売決定!

第121話「ハイボク×ト×メンボク」

第121話「ハイボク×ト×メンボク」傷ついたコムギを、自身の能力『ドクターブライス』で治療するネフェルピトー。そのそばで、じっと治療の終了を待つゴンがいる。背後でその光景を見ていたシャウアプフは、その雰囲気にただならぬものを感じていた。一方、中央塔の付近では、怒りをコントロールすることで肉体を次々に変異させたモントゥトゥユピーがいた。ユピーが念能力の使用が不可能になるまであと3分50秒。ユピーはモラウが最後の力を振り絞って作ったナックルの化身に対して狂ったように歓喜をあげ、「オレをもっと怒らせろ!」と嬉しそうに攻撃をはなつ。戦いはついに最終局面を迎える。

第122話「タテマエ×ト×ナマエ」

第122話「タテマエ×ト×ナマエ」決戦の地へと、ゼノの能力・ドラゴンヘッドが星の瞬く夜空を飛んでいる。龍の腕には王・メルエム、龍の胴体にはネテロ。到着した荒野でネテロと向き合う王は「なぜ戦う?」と問う。王はコムギとの出会いを通し、人間にも“生かすに足る人間”がいる事を知り、ネテロもそれに該当すると考えたのだ。矛を収めるのであれば許すとの王の提案に、聞けない相談と念をまとい構えるネテロ。遂に王と会長の闘いが始まろうとしている。

第123話「ムカデ×ト×オモイデ」

第123話「ムカデ×ト×オモイデ」王とネテロ会長の真の闘いが始まろうとしていたその頃、ブロヴーダにとどめを刺せなかったイカルゴが宮殿地下のモニター室でコンソールに突っ伏し、涙で顔を濡らしながら悔しげに泣き続けていた。しかしイカルゴは、パームを探すという使命を思い出し、自身に気合を入れ顔を上げる。だが、その目に飛び込んできたモニター映像は、イカルゴを困惑させるものだった。閉まっているはずの防火壁が上がり、扉も開放されている…。そして突如、背後から「動くな」の声。ミサイルマンの能力を発動させ、構えるウェルフィンだった。

第124話「ケッカイ×ト×カクセイ」

第124話「ケッカイ×ト×カクセイ」宮殿内の部屋で充電が完了したキルアは、目にも止まらぬ速さでゴンのもとへと走り出すが、何者かの気配を感じ立ち止まった。覚えのある気配を纏い、静まりきった廊下でキルアに歩き近づいて来たのは、無表情で長髪細身の女…パーム。しかし面影を残しながらも以前のパームではない事が明白なその姿は護衛軍に捕まったことが明らかであり、キルアの神経を激しく波立たせる。もしパームの心までも完全に変えられていたら、ゴンは壊れるかもしれないと確信したキルアは、自身が確かめるしかないと決意、パームの正面に立ちはだかる。

第125話「ブノツヨミ×ト×ブノキワミ」

第125話「ブノツヨミ×ト×ブノキワミ」王の下(もと)へ急ぐシャウアプフとモントゥトゥユピー。その頃、宮殿2階の部屋では、座って待つゴンの前で、ネフェルピトーがドクターブライスでコムギの治療を続けていた。また、後方でそれを見るプフの背後には、メレオロンの制止を振り切ってプフとの直接対決に臨もうとしているナックルの姿があった。しかしプフは、ここにいるのは分身であり、本体は王の元に向かっているとナックルに告げる。プフは何故その事実を先にナックルに伝えたのか。…緊迫した心理戦が行われる。しかしそのような中でも、ゴンの視線はピトーにだけ向けられていた。
一方、兵器実験場の岩山では王・メルエムは王自身の名を知るというネテロに驚く。そしてネテロは「負けを認めさすことができれば」それを教えるというが…

第126話「ゼロ×ト×ローズ」

第126話「ゼロ×ト×ローズ」激しく強烈な連打を放ち続けるネテロの奥義“百式観音”は、その巨大な手で王を地面に叩き飛ばし、虫を殺すが如く王を叩き潰す。しかし王自身はまったくの無傷。連続する百式観音の攻撃から飛び出した王がネテロに反撃を仕掛けるが、ネテロも王の攻撃をかわすハイレベルな戦闘が続いている。王との戦いに悦びを感じるネテロ。それは王も同様だった。王は攻撃をかわし、仕掛けながらもひたすらに考え、感じていた。ネテロに対しての惜しみなき賞讃を…。

第127話「テキイ×ト×ケツイ」

第127話「テキイ×ト×ケツイ」「メルエム……それがお主の名だ」。迫る王にネテロは遂に名を告げる。そして次の瞬間、白い光がすべてを飲み込んだ。胸に仕込んであったミニチュアローズと呼ばれる抜群の殺傷能力をもつ爆弾を、ネテロは自らの心臓を止めることで起動させた。全てを終わらせるためにネテロは自爆した。人と蟻はどこが違うのか。今となっては確かめようもない。兵器実験場に向かっていたプフとユピーは瞬時に事態を理解し、爆煙に向かって全速力で向かってゆく。

第128話「ムジョウノヨロコビ×ト×ムショウノアイ」

第128話「ムジョウノヨロコビ×ト×ムショウノアイ」王・メルエムの変わり果てた姿を見たプフとユピー。この世の終わりを嘆くが如く悲しみに満ちた声がただ響き渡る。涙に顔を濡らし、絶望に苛まれる二匹。が、王はまだ死んではいなかった。プフは瞬時に王を救う方法を思いつく。「私を召し上がっていただく」。王の命を救うため自らの身を捧げるプフの表情は、絶望の涙から王をいやせる歓喜の涙に変わった。そして…

第129話「ヒョウテキ×ト×モクテキ」

第129話「ヒョウテキ×ト×モクテキ」蘇った王は自らをメルエムと名乗るものの、その記憶の一部は失われていた。シャウアプフとモントゥトゥユピーを連れ、自身の記憶を取り戻すべく王は宮殿へ向かう。
プフは護衛軍として、女王の遺志を継ぐ者として、コムギに関する記憶が戻らないままの方が王のためであると考え、分身をいち早く宮殿へ差し向けコムギを消すべく宮殿を捜索する。そしてコムギを背負い宮殿の一角の壁の上の通路に立つキルアの姿を発見し…。

第130話「マホウ×デ×ゼツボウ」

第130話「マホウ×デ×ゼツボウ」宮殿へと降下する王メルエム、ユピー、プフの眼下には選別で集められた数万人もの人民の列。そしてその列にまぎれているナックル、傍らのメレオロン、宮殿裏のパーム、回廊の屋根の上のイカルゴらは、王達の帰還を知り険しい顔で見上げた。一方、王の記憶を呼び起こす鍵となるであろう軍儀の盤とコマを捜索していたプフの分身は、壊れ散らばる盤とコマと発見、隠蔽を図る。 その頃ゴンは、ペイジンの隠れ家の古城でカイトを治すべく、ネフェルピトーを先に立たせ広い廊下を進んでいた…。

第131話「イカリ×ト×ヒカリ」

第131話「イカリ×ト×ヒカリ」「カイトを元に戻してよ。お願いだよ……?」ゴンはピトーに大粒の涙を流しながら訴える。ピトーの足元には動かぬカイトの姿。しかし、ピトーが自身の能力・ドクターブライスで治しているのはカイトではなく自らの腕であった。治療の終了を左手の指を1本ずつ動かし確認し、ピトーは言った。「残念だけど、君を殺さなきゃ。王の為に」。ゴンは驚いたようにピトーを見つめ、オーラを纏い「嘘つき…」とつぶやいた。室内のロウソクの火が消え、風が吹き始める…。

第132話「センコウ×ト×ハツドウ」

第132話「センコウ×ト×ハツドウ」ゴンとピトーの戦闘が終わった。その頃、メルエムとユピー、プフは西塔の前にいた。メルエムがコムギの記憶を取り戻す事が心配で、気が気でない様子のプフ。メルエムは西塔の室内を観察し「何か足りぬ…」と焦燥を感じていた。ピトーを呼び戻すというユピーの提案にメルエムの頭が痛みだす。ピトーに何か頼んだはず。ピトーをすぐに呼び戻せ…護衛軍にメルエムが指示を出す。

第133話「セイゾン×ノ×キゲン」

第133話「セイゾン×ノ×キゲン」コムギをメルエムが思い出すことに不安を抱くプフ。そう思いながらも彼はおびただしい数の人民達に鱗粉をまいていた。王へ自身を献上した事による明らかなパワーダウンを感じながら……。ピトーがまだ戻って来ていない事に気がつくプフ。プフはゴンとピトーの戦いの結末を知らない。一方、地下ではイカルゴとパームがトラックの荷台の中にいたブロヴーダ、ウェルフィンと行動を共にしていた。イカルゴたちはウェルフィンにコムギの存在を王に知らせる為のメッセンジャー役を頼む。ウェルフィンはその行動を懐疑的に思いながらもその役を引き受けることに…。

第134話「ヒトコト×ハ×ソノヒト」

第134話「ヒトコト×ハ×ソノヒト」ミニチュアローズにより瀕死の状態に陥りながらも復活した王・メルエムだが、コムギについての記憶を失い思い出せぬ事に苛立つ一方、シャウアプフが何かを隠している事には気づいていた。王はより高い次元の能力へ昇華させた“円”を全身から放ち宮殿の隅々までを把握、そして新たにその“円”に反応したウェルフィンの目前に瞬時に降り立ち、問う。「ユピーを仕留めたのは貴様か?」王メルエムの鋭い目はウェルフィンを戦慄させる。

第135話「コノヒ×ト×コノシュンカン」

第135話「コノヒ×ト×コノシュンカン」ウェルフィンのたった一言でメルエムはコムギの存在を思い出した。宮殿地下通路から地下の家に歩みを進めた王は、光子に変えたオーラにより、そこに隠れるパームの存在を完全に把握していた。王の口から、戦いの終結とここへ来たたった1つの驚くべき理由を聞き、パームは動揺した。しかし王が腰を落とし頭を垂れてまで頼むその重大さを、既に体の一部がキメラアントであるパームは強く理解、遂に王にコムギの場所を告げる決心をした。但し、ある1つの条件と共に…

第136話「キキョウ×ト×ホンミョウ」

第136話「キキョウ×ト×ホンミョウ」王・メルエムの死によって人類対キメラアントの闘いは終幕を迎えた。多大な犠牲を出した人類だが、結果キメラアント軍に勝利した。ウェルフィン、ブロヴーダ、ヒナ、シドレらキメラアントは、前世の記憶が有る者、無い者、各々それぞれ別の人生を歩んでいく事になる。シドレとブロヴーダは、とある村にたどり着いた。キメラアントの2匹を見るや否や、忌避する村人たち。だが、やがてブロヴーダの言葉に耳を傾け始める。

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