敵こそ、我が友 〜戦犯クラウス・バルビーの3つの人生〜
元ナチスの男は、なぜ裁かれることなく、長年自由の身でいられたのか。
『ラストキング・オブ・スコットランド』、アカデミー賞受賞作『ブラックセプテンバー/五輪テロの真実』のケヴィン・マクドナルド監督が、戦後史の裏側を暴く、衝撃のドキュメンタリー!
◆トロント国際映画祭正式出品
◆サン・セバスチャン国際映画祭正式出品
映画『敵こそ、我が友 〜戦犯クラウス・バルビーの3つの人生〜』
7月26日(土) 銀座テアトルシネマ他にて公開!
【解説】
ヒトラーに心酔し、アンデス山脈に“第四帝国”創設を夢見た、元ナチス親衛隊。
彼の“3つの人生”を検証し、戦後の裏面史を白日の下にさらす、衝撃のドキュメンタリー!
クラウス・バルビーという男を知っているだろうか。
彼は、22歳でナチス親衛隊に所属してから、フランスで1987年に“人道に対する罪”で終身刑を宣告されるまでの50数年の間に、“3つの人生”を生きた。それもとびきり残虐で欺瞞に満ちた人生を。
ドイツ占領下のフランスで、レジスタンス活動やユダヤ人を殲滅、<リヨンの虐殺者(Butcher of Lyon)>の異名を持つナチス・ドイツ
、いわゆるゲシュタポとして。
また、戦後の混沌としたヨーロッパでアメリカ
のためにスパイ活動をしていたエージェント・バルビーとして。
あるいは、南米ボリビアにおいて、軍事政権を誕生させた陰の立役者であり、チェ・ゲバラの暗殺計画をも立案したクラウス・アルトマンとして――。
『ラストキング・オブ・スコットランド(06)』のケヴィン・マクドナルド監督は、再びドキュメンタリーに回帰、アンデス山脈に“大四帝国”創設を夢見たナチス残党の軌跡を辿ることによって、政府とファシストとの醜悪な関係を暴き、戦後の裏面史を白日の下にさらす。
【クラウス・バルビー バイオグラフィー】
1913年 ドイツに生まれる
1933年 ナチスの青年隊に入隊。その後、親衛隊員となる。
1942年 リヨンでゲシュタポ(保安部第4課)部隊の責任者となる。ジャン・ムーラン逮捕など、多くのレジスタンス運動家やユダヤ人を迫害。
1944年 リヨンからドイツへ逃亡。’47年にCICへ入隊。
1951年 「クラウス・アルトマン」と名前を変え、ボリビアへ逃亡。元ドイツ人将校たちと親交。
1982年 フランスで逮捕命令。翌年逮捕されリヨンへ。4年にわたる裁判ののち、終身禁固刑を宣告される。
1991年 刑務所内で逝去。
【STAFF】
監督:ケヴィン・マクドナルド 『運命を分けたザイル(03)』
『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実(99/未)』(米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞受賞)
プロデューサー:リタ・ダゲール
原題:MON MEILLEUR ENNEMI 英語題:MY ENEMY'S ENEMY
日本語字幕:寺尾次郎
配給:バップ、ロングライド
(C)YALLA FILMS - WILD BUNCH - FRANCE 3 CINEMA
