サンダンス映画祭正式出品作品
13歳のパパラッチを通して、世界中で過熱するセレブリティ信仰とビジネスの真相を暴き出しそれに翻弄されながらも成長していく.年の姿を追ったリアリティ・ムービー
2011年2月5日(土) 新宿バルト9他にて公開
【解説】
レンズの向こうに見える、僕の未来―――
ゴールデン・グローブ®に6年連続でノミネートされるなど 話題となったドラマシリーズ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」の主演や、アン・ハサウェイの恋人役を演じた『プラダを着た悪魔』で知られる俳優エイドリアン・グレニアー。
パパラッチたちに追いかけ回される日々にうんざりしていた彼は、ある日その中にわずか13歳の少年・オースティンがいることに気づく。少年に興味を持ったエイドリアンは、逆に彼を追いかけ始める。写真好きの年がなぜパパラッチになったのか。両親や周囲の先輩パパラッチたち、写真エージェント、タブロイド紙のライター、そして撮影されるセレブを取材していくと、単なるパパラッチVSセレブリティという図から、"名声"を商売道具にするビジネスの真実が見えてくる。そして皮肉にも、エイドリアンがオースティンを撮影し始めたことで、オースティン自身に世間からの注目が集まり、彼は名声の魔力に取り憑かれていく。
エイドリアンは少年に、これからの人生で本当に大切なものに気づいてもらおうと、ある方法を思いつく――
俳優エイドリアン・グレニアー監督長編第二作
パリス・ヒルトン、リンジー・ローハン、エヴァ・ロンゴリア、マット・デイモン、 ウーピー・ゴールドバーグなど豪華スターが出演
俳優であるエイドリアン・グレニアーは2002年、18年間音信不通の父親を捜す自身を追ったドキュメンタリー映画『Shot in the Dark』で監督デビューし高い評価を得た。続く本作では、オースティン少年のパパラッチ行動を追うことで見える華やかなハリウッドの世界、セレブ・ブームの象徴であるパリス・ヒルトンとの疑似デートでわかる「ゴシップネタの作り方!?実験」など軽妙な導入で観客を惹きつけながら、「名声」という魔力がいかに人を狂わせるか、そしてたった13歳の少年にどのような影響を与えていくのかという社会テーマへと切り込み、ラストは少年がエイドリアンや両親の手助けにより、自分自身を見つめ直し成長していくドラマへと見事に昇華させ、監督としての確かな才能を発揮している。そのエイドリアンに協力し、「本音」で語ったのは、エヴァ・ロンゴリア、マット・デイモン、ウーピー・ゴールドバーグ、リンジー・ローハンなど豪華なスターたち。『ティーンエイジ・パパラッチ』は、ビジネスが加速させるセレブリティ信仰という流行を通じて、そのど真ん中で生きる.年の迷いや成長を見せた、まさに"今"を追いかけたリアリティ・ムービー!
【キャスト・スタッフ】
監督:エイドリアン・グレニアー (出演作『プラダを着た悪魔』「アントラージュ★俺たちのハリウッド」)
出演:エイドリアン・グレニアー、オースティン・ヴィスケデイク、パリス・ヒルトン、エヴァ・ロンゴリア 、マット・デイモン、
アレック・ボールドウィン ウーピー・ゴールドバーグ、 リンゼイ・ローハン他
エンディングテーマ :レディ・ガガ 「パパラッチ」
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