第十二話 眠りによって全てが終わる〜A requiem〜
すべての怪異が終わったかに見えた頃、奇妙な事件が続発していた。
原因不明の突然死を遂げるOLたち。
死体には傷もなく、まるで生気を吸い取られたかのようだという。
しかも事件は出版社の密集するごく狭い地域に限られていた。
その頃岸田一朗は、なぞの組織についてのルポを発表しようと出版社を回っていた。
それが霧間凪の戦いの役に立つと信じて。
そんなある日、彼は再び「死に神」と遭遇する....。


第十一話 虹〜Under The Gravity's Rainbow〜
如月真名花は妊娠5ヶ月で産まれた。
母の真弓は出産直後に病気で入院し、真名花は祖母の美代に人目を忍んで育てられた。
真名花の成長が異常に早かったからだ。真名花はどんどん成長した。
わずか2年で小学校低学年ほどにもなった。
美代はカーテンで閉め切られた部屋で真名花を育てつづけた。
真名花の誕生より五年、自分の死期を悟った美代は、
真名花ひとりを残しては逝けないと、真名花の命を絶とうとするが....。


第十話 プーム プーム−Poom Poom−
小島茜は何かに誘われるようにペイズリーパークに向かい、
そこでハーメルンの笛吹きの衣裳を着た少年に出会う。
茜は少年に「プームプーム」と名をつけた。
それは茜がかつて書いた童話の主人公の名前だった。
プームプームは「ここは、切り捨てられ置き去りにされた者たちの永遠の国なんだ!」と
ペイズリーパークに「友達」を集めようとする。
集まった「友達」とプームプームは楽しげに遊ぶが、霧間凪の到着に敵意を示す。


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