『日本テレビ報道が記録した0系新幹線』DVD、2011年3月14日発売!

日本テレビ報道の貴重映像を蔵出し!“夢の超特急”0系新幹線の軌跡!

EVENT

 去る2011年3月6日(日)、鉄道好きの方々にお集まりいただいて“『日本テレビ報道が記録した0系新幹線』DVD発売記念 DISC1試写イベント”を開催いたしました。ご来場いただいた方々には、随時ツイッターでもつぶやいていただきつつ(ハッシュタグ:#0kei)鑑賞していただきました。
 今回上映したDISC1は、1時間をこえる収録時間のうち半分以上がモノクロの映像となっています。それだけ時代を感じさせるものであり、又たいへん貴重な映像も満載で、みなさん興味津々でご覧になっておいででした。
 上映後はDVDの構成・演出をしていただいたPPLの石塚氏と、鉄道ファンで著名なオオゼキタク氏、栗原景氏をゲストにお招きしてトークイベントも行いました。以下はお話の内容を簡単にまとめたものです。

DVDをご覧になっていかがでしたか?

栗原:
今までこういった映像で民放のものは初だと思うので、非常に興味深かったです。0系だけでなく開業前の試作車輌の映像がたっぷりなのが、魅力だと思います。
オオゼキ:
2両編成の1000形A編成は非常にかわいらしいですね。

ちなみにオオゼキさんは来週開業の九州新幹線に乗りに行かれるとか?

オオゼキ:
そうなんです。何を思ったか明日(3月7日)から行くんです。明日はやぶさに乗って、そのまま日本海をずっと寝台列車に乗って山陰のほうまでいって、九州の3日間乗り放題のやつで回って、九州新幹線みずほに乗って、岡山でのりついでサンライズで帰ってくるという。開業したばかりのふたつの新幹線を一度に楽しもうと思っています。
石塚:
皆様が今回みた映像ですが、私はこの100倍は見てますからね。ただ、今デジタルに残さないとなくなってしまうと思ったので。僕はアーカイブス的なものは15年ほどやっているんですけど、1000形の試作車っていうのはまさに夢の超特急で、これの映像が民放にあったのは驚きました。僕も新幹線が開業したときちょうど小学生くらいで、実は試運転とかにも乗ったのですが、皆さんも是非この昭和のにおいも嗅ぎ取って楽しんでいただければと思います。DISC2には番組になっていたものが入っていて、浜松工場の映像だとか本当によく残っていたなと思うものがたくさんあります。DISC2のほうで島隆さんのインタビューが入ってますがこちらも貴重な映像ですね。島さんは親子3代国鉄マンでしかもかなり基幹に関わられていました。おじいさんが弾丸列車計画に関わられていて、秀雄さんが新幹線、ご本人の隆さんは0系の台車設計や東北新幹線の200系に関わられたりされていたので、すごい家系ですよね。
栗原:
島家があってこその新幹線ですよね。

DVDの編集にあたって苦労されたことは?

石塚:
やはり報道の方が撮影されてるので、映像が似通ってしまうんですよね。
当時の撮影ってフィルムでぜんまい巻き式のものを使っていたんですよね。それって、編集されたフィルムが細切れになるんですよね。フィルムがつながっているのってどうしてもノイズがすごかったです。味はあるんですけど、みなさん高画質なテレビになれてらっしゃるので編集には苦労しましたね。

アーカイブからどういう基準で選ばれたんですか?

石塚:
私にくる段階でアーカイブスの担当の方が映像を選ばれるんですけど、その数が多いんですよ。その並びとかがきれいに並んでいるわけではなく、年代で並べてみていろんな出来事を追っていって、映像があるかどうかを調べ、あれば入れていくという形でした。必ずしもその映像があるわけではないですし、絶対な基準はありません。時間としては収録されたものの10倍はありましたね。夢の超特急の時代なんか、本当によく撮っていたなってものもあったり。スチールでもみたことないものがたくさんありましたね。
オオゼキ:
映像見てたら、一般のおばちゃんとかが新幹線の線路際に立ってみていたりして、今じゃ考えられないですよね。
石塚:
そうですね。今では法律で規制されていますから。本当にすごい映像ですよね。鴨宮のモデル線でいろいろとしているときに不法な立ち入りが多くなったので、規制されるようになっていったんですよね。当時試作車輌を作ったり、線路を作ったりと同時進行でしていたので、金網とかつくってなかったんですよね。
栗原:
新幹線の着工が昭和34年。開業が昭和39年ですから、5年で515.4kmを作ったわけです。今から5年前って2006年ですから、ものすごく速い。昭和32年に具体的な話が出て、7年後には開業したんですから、本当にすごいですよね。

鉄道ファンから見て0系新幹線とは?

栗原:
初めて乗ったのが、昭和54年。7歳くらいのときだったのですが、あこがれでした。今の小学生が初めて海外旅行に行くようなものでしたから。前日は眠れなかったですね。ひいきめもあるかも知れないですけど、0系は今見ても昭和30年代の古いデザインという感じがしません。今でもスタンダードだと感じています。
石塚:
0系は、1000形も割りと同じような形をしてますけど丸みがあるんですよね。それが可愛いんで、子供たちに人気があるんですよ。100系とかになってくるとちょっととんがってくるんですけどそうなると、こどもはこっち(0系)のほうがかわいいってなっちゃうんですよね。子供からみても0系が一番かっこいいんですよね。
栗原:
表情がいいんですよね。
オオゼキ:
まさに丸みですよね!!鉄道に丸みがあることが僕はいとおしくてたまらないです。先ほどの1000形にしても本当にかわいいですよね。最近のはどの辺が顔かわからなくなってますからね。
栗原:
今の新幹線は、トンネルばかりで景色がなかなか見られませんが、東海道新幹線は景色を楽しめるのが魅力なんです。富士山が有名ですが、他にもいろいろな景色があります。たとえば、DVDに品川の先、馬込付近の開業当時の車窓風景が映りましたが、あの景色は今もほとんど変わりません。昔ながらの東京の風景を眺められるんです。そういうのが魅力だと思います。熱海付近の景色も、変わらないですよね。
石塚:
ちょうどはやぶさがデビューし、いろいろな新幹線が開通しますので、いい時期にDVDを出せるなと思いますね。
栗原:
鉄道ファンは、さよなら運転であるとか、鉄道がなくなるときに盛り上がることが多いですけど、「はやぶさ」や九州新幹線のような新しい路線、新しい列車が生まれる時も、もっと盛り上がれたらなと思います。僕やオオゼキさんはこれを「誕生鉄」って呼んでるんです。新しい路線は、やがて当たり前の存在になってしまいますけど、もっと盛り上げていきたいなと思います。

今日はみなさんありがとうございました。
 

DISC1試写イベント DISC1試写イベント DISC1試写イベント DISC1試写イベント 当時使用されていた型のカメラ
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